今年、創立101周年を迎える宝塚歌劇団。
今回「タカラヅカファンあるある」を出版している空野りかさんと宝塚を愛してやまない
宝塚ファンのOLの方々にお話を伺いました！



【宝塚ファンのお気に入りのスター「ごひいき」の見つけかた】
「普通の恋愛と同じじゃないですか？この人、気になるって思ってて、とある瞬間を見て「私この人好き」みたいな。それがまぁいろんなきっかけで、実際生で、例えばファンの集いみたいなのでお茶会っていうのがあるんですけど、たまたま行ったらそこでっていう人もいれば、
私なんかはずっと今の贔屓に会うまではずっといなくて、宝塚の雑誌で見てて「この人かっこいいなぁ」っていう人がずっと同じ人で、多分この人の顔が好きなんだなって思ってた時に舞台で見てもう椅子からズズズってなるくらいに「本物もめちゃくちゃかっこいい！」って思ったらあの人じゃん！みたいな。」

「ごひいき」は普通の恋愛と同じで、ある瞬間を観て一目惚れするといった感じなのだとか。
劇場での公演や雑誌、スターとの交流会などきっかけはたくさんあるようです★


【「ご贔屓」に夢中になりすぎて視野がせまくなってしまう】
「生で舞台観劇しているときには、ひいきをとりあえずずっとオペラグラスで追う。　　　
そうするとトップさんがそのとき何をやってたのか全くわからなくって、あとで映像になって、「あっ、トップさんの振り付けってこんなだったんだ」みたいなのが、この衣装おしゃれとか、そこで初めて、「見たこと無い」みたいなのはありますね。他の組のトップファンの方に、「あそこの最後のダンスのところですごいバルコニーみたいな横から出てくるじゃ無い？」って言ったら、「えっえっ、ゆずきさんしかみていないから気がつかなかった」。結局、視野が狭いので、あそこの横で踊っている○○カッコイイよね。「いたかな？」みたいな。最強な人だと、顔をだけしか見てないからひいきの 着ている衣装もわかんないとか言う人もたまにいますね。」

夢中になりすぎて「ご贔屓」だけをオペラグラスで追っていると、他のスターや舞台のセットや演出が全く視野に入ってこないことも頻繁にあるのだとか。笑
ご贔屓に夢中になりすぎてDVDになってから見ることで発見することがたくさんあるようです！



【「お茶会」は唯一スターと交流できるファン主催のファンミーティング】
「宝塚ってどんなトップじゃ無くても、スターさん大体がお茶会という交流会、ファンミーティングがあって、私の周りは大体ソコに合わせて、美容の山を作っていくんですよ。だからワンピースも買う。なんなら靴も買う。美容院も行く。ネイルできる人はネイルも行く。まつエクも行くぐらいの感じで、ソコに合わせて美容を作っていくと結構駆け込みで美容代がかさんでいくんですよね。何ならデート前よりもかさむ。組の違う友だちにあれ、ネイル可愛いね。『お茶会前だから。』、あれ髪型変わった？『お茶会前だから』というのが実際あった会話で、そのワンピース可愛いね。『お茶会に着ていくの。』みたいな。周りも女性、見る人も女性、美しい女性となると、ある程度本当にきちんとしていかないと、していきたいという思いもありますし。」

宝塚ファンの私設ファンクラブ主催のファンミーティング「お茶会」
握手会やお茶会でしか手に入れることができないグッズなどもあるのだとか。
宝塚、まだまだ奥深い世界があるようです！

宝塚歌劇に関する情報は宝塚歌劇公式ホームページから！
https://kageki.hankyu.co.jp/