今日は働く女性の健康を「食」から考えます。お話を伺うのはモデルのNOMAさん。モデルとして活躍する傍ら、食に関してのイベントにも出演。ダイニングレストランやカフェのプロデュースも手がけられています。



【自然の摂理に合わせる食のスタイル】
「結局、食事って毎日じゃないですか。そんな毎日の行動で体内をトリートメントすることができたら、そんなに効率いいことないですよ。エステに行くよりも全然お金もかからないし。食というものに向き合うようになったとき、自然の摂理に合わせて食物をとるっていうところに行き着いたんです。調べてみたら、それは『マクロビオティック』っていうスタイルみたいで。そのスタイルについてもっと勉強してみたいなと思って、ナチュラルフードアドバイザーとマクロビオティックのインストラクターの資格を取りました。」

※マイクロビオティック……穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方。

【朝は緩めて、夜は引き締める】
「朝起きたら何します？そう、伸び。これは、体が自然と『緩ませたい』って感じてしている行動なんです。なので、そんな体に合わせて、朝は野菜や果物といった、体を緩ませる食べ物いいんです。逆に体を引き締めるものは夕方、夜に。お肉やお魚。こういうものが体を引き締めます。私はお昼は、かぼちゃ、おくらなどの秋野菜を揚げたものに玄米。あとは豆腐のパテなんかを合わせて食べてます。」

【秋は体を温める】
「秋は体が冷えてくるので、そういう体を温めるものがいいですね。季節のものでいうとかぼちゃやれんこん、あとはきのこ類。美味しくあることは、すごく大事だと思います。ヘルシー以上に大事かもしれない。美味しくないと続けられないですし。個人的にオススメなのは梅干し。梅醤番茶というものがあるんですけど、それをお湯で割って飲むんです。私はたまに大根と生姜もおろして、お醤油をちょっと垂らしたりして飲んだり。体が温まります。あとは、梅炭のパウダーというものがあるんですけど、お水に混ぜて飲むのもありだし、お湯に混ぜて飲むのもあり。体の中をクリーニングしてくれるので日々のメンテナンスにオススメです。」

【旬のものを食べるということのたとえ】
「よく『旬のものを食べるといい』って言いますが、これは本当にそうなんです。例えば、熊って冬眠しますよね。冬の間、いろんなものを体に溜め込んで、迎える春。そんな春に生えてくるのが山菜だったり、ふきのとう。山菜や野草は、体の毒素を出す力がとても強いんです。要するに、冬に溜まったものを外に出してくれるものが、地球から勝手に生えてくるんです。熊は冬眠した後に最初にふきのとうを食べるんですって。それは、熊が自分で分かっていて、本能的にやってるんですね。だから、人間も同じ。旬なものをちゃんと食べていれば、自分の体にとってもプラスになっているんです。」

9月12日(土)、13日(日)に丸ビル１階マルキューブで「まるのうち保健室 “私のからだと仲良くなる時間”」というイベントが開催されます。バランスのとれた健康な体作りに向き合うために食生活をどうすれば良いのか？そんなことを学べるこのイベントに、本日のゲストのNOMAさんと番組パーソナリティの齊藤美絵が出演します。食と健康にフォーカスしたトークショーや、それぞれがプロデュースしたオリジナルメニューも。詳しくはイベントホームページをチェック。

【Will Conscious Marunouchi】 http://willconsciousmarunouchi.jp/date/2015/08/