あなたの住む街に、商店街はありますか？高級レストランやデパートではできない楽しみや美味しさがあるようです。お話を伺ったのはDREAMS COME TRUEの中村正人さん。



【素朴な商店街で定番グルメ】
「私、笹塚の地蔵通り商店街っていうところに住んでいたことがあるんです。商店街の皆さんには怒られますけど、そこって結構いい感じで素朴なんですよ。その雰囲気が好きですね。とはいえ、美味しいものは沢山ありまして、揚げたてのコロッケに目が行っちゃうとか、焼き鳥屋さんのにおいに誘われて行くとか。そういう定番のグルメが1番好きですね。あとは、新鮮な野菜を見つけて、家でスムージーを作ったり、自分でちぎってサラダにしたり。結構しますね。最近、パクチーにハマっているんです。苦手な方も多いですが、栄養も高くて、慣れてくると癖になる味だと思いますよ。青果店でフレッシュなパクチーがあったら、是非買ってみてください。」

やっぱり王道が1番とのこと。そんな中村さんと同じく、商店街グルメを愛してやまない、安うまグルメ研究家の柳生久兵衛さんに、イチオシの商店街グルメを教えていただきました。

【焼き鳥のフルコース】
「武蔵小山商店街palmという商店街にある、鳥勇という焼き鳥屋さんです。商店街の入り口と出口に同じお店があるんですが、1本150円と焼き鳥にしては高いんですよ。でも、結構こだわりの焼き鳥で、美味しいです。オススメは、1本に4種類の部位が刺さっている『ミックス』というもの。1本でフルコースを堪能できるので、たくさん食べれない女性やお子さんには嬉しいですよね。」

【ちょっと変わった日本酒の○○割り】
「商店街の中で、本気の居酒屋さんではなく、気軽に立ち飲み出来るような場所があるのも嬉しいんです。赤羽に、『丸健水産』というおでん種屋さんがあるんですが、このお店で、地元で作っているカップ酒を出しているんです。そのカップ酒に目盛りが付いていて、『ここまで飲んで』と目盛りを指されるんです。目盛りまでまで飲むと、そこにおでんの出汁を足してくれるんです。要は日本酒のおでん出汁割り。これが最高に美味しいので、是非試してみてください。」

そこでしか食べれない美味しいものが、格安のお値段で食べれる。団扇片手に商店街グルメの食べ歩き、この夏いかがでしょうか。

柳生久兵衛さんの『東京まんぷく商店街』という本で予習をしておくと、初めての商店街も失敗なく楽しめるかもしれません。

【東京まんぷく商店街】http://goo.gl/GMn2MZ