よ・み・き・か・せ

【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

  • X
  • Facebook

radiko.jpで今すぐ聴く!

食べ活
2015.06.23

山で食べる格別の味「山ごはん」

梅雨が明ければ夏山シーズン。最近山ガールも増えていますが、ただ登山をするだけではなく、山でおいしいごはんを楽しむのが山ごはん。お話を伺うのは、美味しいお酒とご飯のために山に登る会社員、げんさん。運営されている山ごはんブログ「山めし礼賛」も大人気です。

【カップ麺がごちそうに】
「山を歩くだけでもしんどいので、最初はあんまり凝った事をやると大変だと思います。カップ麺にお湯を沸かしてやるくらいから始めてもいいじゃないですか?山を歩くと凄く汗をかくんです、地上で食べると塩分濃いな、と思うカップ麺でも、山だと凄く美味しく感じられますよ。」

【フライパンは万能調理具】
「基本としては、調理する為のガスコンロと、『コッヘル』という山用の鍋を使います。私の場合は、これよりも軽量のフライパンを使っています。お湯も沸かせますし、焼きそばみたいなものも出来るし。パスタを作る時なんか、フライパンで麺を茹でて、そのまま水を飛ばしてしまうんです。最後にそこにソースを乗せて、混ぜて食べるというような事が、フライパン1つで出来るので。フライパンって山ではすごく便利なんです。」

げんさんの「山ごはん3種の神器」は、ガスコンロ、軽量のフライパン、それにビールを冷やす保冷バックだそう。道具は最低限のシンプルなものだけ。

【スーパーでは自然と、軽い食材を探すように】
「スーパーに行くと、自然と『次、山に行く時に何作ろうかな』って思いながら食材を見るようになりました。例えば、レトルトのパックって重たいんですよ。山を歩く時に何が一番重いかって、水が重いんです。なので、『鍋キューブ』みたいな粉末状の物は凄く便利で、目を皿のようにして探しちゃいます。焼き鳥のタレの缶にトマトジュースを入れて煮て、そこにカレーパウダーを入れると本格的なカレー味になるんですが、重たいトマトジュースに変わるもの何か無いかなと探していたら、トマトの粉末を発見しまして。凄く重量も減って、こういう発見があると『ラッキー!』って嬉しくなります。」

ちなみに、旅行にいっても気になるのは観光名所より、地元のスーパー。そこにしかない地元の調味料などをチェックしてしまうんだとか。

【げんさん直伝!山ごはんレシピ】
「いなばのタイカレーシリーズ。例えば、焼きビーフンを作って、その上に温めたタイカレーをかけてあげる。要はカレービーフンにするんですけども、それだけで凄く豪華な味になります。ビーフン自体はものすごく軽いし、生の肉や野菜は夏山だと中々持って行けなかったりするので、オススメです。もう1つが、そうめん。そうめんって茹でたら塩がいっぱい出ちゃって、そのまま食べられないですよね。ただ、そこにスライスしたスダチを入れてやると、塩分を含んだ汁とスダチの酸味で十分に最後まで飲めるんですね。実は山では酸味って凄くリフレッシュするんです。もの凄く美味しいので、これもオススメです。」

山で疲れていると、麺類がとっても美味しく感じるそうです。ご飯は喉が通らなくても、麺類なら食べやすいんだとか。

詳しい調理法は、山ご飯のレシピが載ったげんさんのブログ「山めし礼賛」をご参照。また、このブログが「げんさんの山めしおつまみ」というタイトルで書籍化もされていますので、併せてチェックしてみてください。

【山めし礼賛】http://yamameshi.doorblog.jp/

【げんさんの山めしおつまみ】http://goo.gl/oR4aWc
  • mixiでシェアする

新着コンテンツ