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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2015.09.01

「ウエンツ瑛士は“人間観察”で他人も自分も好きになれた」

今日のゲストはWaTの5年ぶりの再始動も話題になった、ウエンツ瑛士さん。趣味は「人間観察」とのことですが、一体誰をどんな風に観察するのか?何で人間観察を始めたのか?お聞きしましょう。



【人間観察を始めたきっかけ】
「人間観察が……好きになりましたね。というのも、元々は全然興味なかったんですよ。苦手でしたし、そういうの。でも、僕、今年30歳になるんですが、30手前で自分のことよく知らないっていうことに気がついたんです。この機会に自分のことを見つめ直そうと思ったのが、人間観察を始めたきっかけですね。25歳くらいのある時から、自分のOAを見られなくなったんです。テレビに出ている自分が、よく分からなくなって。違う人に感じたんです。それで、自分のことをよく見つめ直して、理解してあげようって思って。すみません、真面目ですね(笑)。」

【他人を理解することで、自分自身を好きになれる】
「不思議なもので、最初は苦手な人から目が行っちゃうんです。例えば外でご飯を食べてる時、つっけんどんな態度の店員さんとか。何も考えないと『態度悪いなぁ……』って嫌いになって終わりなんですが、よく観察して、その人のことを考えると、『何かあったのかな?』『人見知りなのかな?』っていう考え方をできるようになって。『見た目で判断しちゃダメだな』って、その人のことを理解できるようになりましたね。他人をゆっくり見られるようになると、自然と自分自身も見られるようになったんです。他人を受け入れている自分のことも好きになれて、毎日を楽しくできるようになりました。」

ウエンツさんはこの秋、ミュージカル「スコット&ゼルダ」で主役スコットを演じられます。「華麗なるギャッツビー」などで知られるアメリカの作家、スコットとその妻ゼルダの物語。そんなスコットを演じるにあたって、今、思うこととは?

【自らが演じるスコットについて】
「スコットの職業が作家なんですが、作家って自分から一番遠いところにいる人だと思うんですよ。モノ書ける人ってスゴい。しかも、娯楽が限られている世の中で、世界を巻き込んで魅了する人物ってどんなことを考えていたのか。時代の中心にいる人物ってどんな風だったのか。想像できないですよね。でも、逆に本人は気づいてなかったかもっていう風にも思うんですよ。台風の目が晴れてるように、案外本人は普通に日常を送っていたのかもしれないですよね。僕がとにかく一番大事にしたいのは、見ている人にスコットとゼルダを好きになってほしい。そのために、一生懸命やりたいですね。」

ミュージカル「スコット&ゼルダ」東京公演は2015年10月17日(土)から11月1日(日)まで、天王洲 銀河劇場にて上演されます。
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