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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2015.03.10

『魯山人が愛した料理やお皿が、デジタルアートで次々と浮かび上がる。そして・・・揚げたての天ぷらのおいしさは、音で再現』

美しく味わうと書いて、「美味しい」。そんな「美しく味わう」ことに人生をかけた、美食家、北大路魯山人の世界を体験できるイベント「食べるアート展」が、日本橋のCOREDO室町で開催されています。

魯山人の美食の世界を、体全体、五感で感じる、ユニークな試みがいっぱいあるのですが、その意表をつく展示がこちら。
    
『魯山人が愛した料理やお皿が、デジタルアートで次々と浮かび上がる。そして・・・揚げたての天ぷらのおいしさは、音で再現』
うすぐらい会場に、ピンクの桜が咲き乱れるプロジェクションマッピング。そんな美しい風景の中、おいしい世界を様々なデジタルアートで再現しています。

季節の食卓プロジェクションというコーナーでは、長いテーブルにそれぞれかたちの異なる白い器がおかれているのですが、先付・前菜から、水菓子まで8種類の器の柄や料理の映像がつぎつぎと映し出される仕組みになっているんです。思わず手が伸びてしまう映像で、器と食事の美しい関係に食欲がかなり刺激されます。また美食音響カウンターでは、天ぷらのあげる音とともに、つぎつぎと天ぷらがもてなされる映像が・・・。

また、魯山人と言えば「食器は料理の着物」という名言を残しましたが魯山人の板皿をおよそ20倍の大きさに再現し、かざっています。表の絵柄を楽しむのもいいですが、ポイントは裏。不規則な足がいくつもついていて、テーブルにおくと傾斜がつくはずなんですが、これが料理を飾った時のことも計算されているんだとか!
   
これだけ食欲を刺激させておいて!!と思ったあなた、こんなスペースもありました。

『普段なら手の届かない名店の美食を体験できる』
入場料とは別料金になってしまいますが、魯山人が愛した高級寿司店 銀座久兵衛。魯山人の美学を受けつぐ料亭、紀尾井町 福田家の料理が、1日限定200名1800円で楽しめます。1800円といえば、映画のチケットと同じ!お腹はもちろんいっぱいになりませんが、久兵衛や福田家の味を体験するという貴重な機会です。名店の暖簾をくぐったら、その値段では到底すまないですもんね。ちなみに、久兵衛は毎日ですが、福田家は、3月21日、22日の2日間だけだそうですので、ご注意を。

究極の美食を体験できる『食べるアート展』は3月24日まで開催中です。

「食べるアート展L'art de Rosanjin」ホームページはこちら!
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