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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2015.03.03

『飛行機での機内食、おいしく食事を楽しみたいなら、音環境を工夫してみて』

3月3日の耳の日にちなんで、今日のアポロンは、音がもたらすおいしい生活にフォーカス!ホンマでっかTVなどでも活躍されている国際医療福祉大学病院 耳鼻咽喉科 教授の中川雅文先生にお話を伺います。

『飛行機での機内食、おいしく食事を楽しみたいなら、音環境を工夫してみて』
音楽を聴くことで昔の景色が目に浮かんでくることってありますよね?実はこれと同じように、食事の美味しさという味覚の情報も、音と密接にリンクしているんです。例えば包丁とまな板が奏でる「トントントン」という音を聴いただけでおふくろの味が恋しくなってきたり。

大好きな音のリズムや音楽を聴くことで感情の扉がノックされると、食べ物の味に対するイメージはより一層ポジティブなものに変化します。気分の良い音楽は唾液をたくさん出してくれますから、尚更よし。

飛行機の機内でゴーッというノイズの中でエコノミークラスでご飯を食べていると、出てきた食事が美味しくないなぁと思ってしまう。実はあれも音のせい。対策としては、ノイズキャンセルヘッドホンのようなものを使って雑音を小さくするという方法を教えていただきました。もう一つは、出てきた料理に合った音楽(イタリアンならカンツォーネ、フレンチならシャンソン)を聴きながら食事をするという方法もあるそうです。

ちなみに、中川先生いわく、ストレスのある音をきいたり、嫌な言葉をきいたりしながらの、気分の乗らない食事は、唾液の分泌が悪くなってしまうそうです。唾液には若返り成分でもあるパロチンという成分も含まれていますから、楽しく食べることは美味しくするだけじゃなくて、若返るという意味でも非常に役に立つとのことでした。

素敵な音環境で、おいしい生活への一歩はじめませんか?
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