よ・み・き・か・せ

【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

  • X
  • Facebook

radiko.jpで今すぐ聴く!

オンエアレポート
2015.02.26

『今回の小説「天国マイレージ」は、「もしも○○だったら」という、バラエティ番組の手法で執筆した!』

今日のアポロンは、今月2月17日に発売された小説「天国マイレージ」の著者で、放送作家の樋口卓治さんにお話を伺いました!



これまで樋口さんには、執筆された1作目の小説「ボクの妻と結婚してください」の舞台にまつわる秘密、2作目の小説「失敗屋ファーザー」の秘密と伺ってきましたが、今日は3作目となる、新作の秘密を伺いたいと思います!こちら!

『今回の小説「天国マイレージ」は、「もしも○○だったら」という、バラエティ番組の手法で執筆した!』
「天国マイレージ」は父親と息子のお話。また「ボクの妻と結婚してください。」の続編。「ボク妻」は余命半年を宣告され、残りの時間で妻の結婚相手を探した三村修治!


<内容紹介>
ガンにより命を落とした三村修治は、この世とあの世の狭間にいた。ここは「天国」「普通のあの世」「地獄」、にそれぞれ向かう場所だと伝えられる。天国行きに必要なマイルは3万マイルだという。
マイルは生前に積んだ善行で貯まるが、笑うことでも0.1マイルが加算される。そして修治は、生前35万回以上も笑っていた!

そのことを知った修治は悩んだ。妻の彩子は笑うことが多く、いつも明るくしている。だが息子の陽一郎はどうか? 腹を抱えて笑っている姿をみた記憶があまりない。

かくして修治は、天国に行けるすべてのマイルを使用し、この世に一週間だけ戻ることを決意する。設定は、陽一郎のクラスにやってきた転校生。果たして修治は、陽一郎にいつでも笑顔でいられるコツを伝え、今度こそ成仏することができるのか――?
涙の嵐を巻き起こした『ボク妻』、まさかの、奇跡の続編!

講談社BOOK倶楽部より



今回書きたかったテーマは父が息子に伝えたいこと。真正面から書くと照れるし、くさくなりそうなので「もしも、父親が息子の同級生になったら」と考えたそう。息子に伝えたいのはユーモア。「もしも放送作家が小学生だったら」と考えたそうです。

この、「もしも○○だったら」という考え方は、バラエティ番組で使われる手法なんです!「天国マイレージ」には、色々な「もしも」が盛り込まれています!


この後も、小説「天国マイレージ」の秘密を、放送作家の樋口卓治さんに、伺いたいと思います!
  • mixiでシェアする

新着コンテンツ