本日はもうひとつ「しょうがの秘密」
寒い季節、何かと重宝される食材、「しょうが」。
その効能は幅広く、一般的に・・・
「冷え」や、「体の不調」を気にする方には重宝されている強い味方です。
そんな「しょうが」。料理するなら美味しくいただきたいですよね〜！

というわけで今日は、「しょうが」に関して、
生姜料理専門店オーナーで、日本でも珍しい生姜料理専門家として
数々のメディアでご活躍中の「生姜の女神」こと
森島土紀子さんにお話を伺いました！

まずは、しょうがを買う時に役立つこんなお話！
『スーパーや青果店で生姜を選ぶ時は
　色つやが良いモノを選ぶべし！』

森島さんによると、しょうがを選ぶ際は、色つやがいいというのは
ありますが、ある程度の湿気があるのを選ぶと良いそうです。
ただ、しょうがの種類によって、黒いショウガもありますし、
台所の隅に、しわしわになってカピカピになっているショウガでも
全くダメではありません。乾燥生姜スゴく体を温めることもありますので、
煮物とかするときも本当に乾燥したカピカピの生姜入れてもOK。
とにかく捨てるのもったいないです。また皮は絶対に剥かないのがポイント
泥を落としてよーく洗えば、皮こそ美味しい部分なので、
ショウガは捨てるところが無い野菜です。

また、ショウガの保存は「冷蔵庫はダメ！」
ショウガは寒いところが苦手。なので、長期保存をするなら、
濡れた新聞紙やキッチンペーパーに包んで、ビニールに入れて、
涼しいところにポンと置いておくと何ヶ月でも持つそうです。

そして、今、ショウガは世界でもその魅力が見直されております。

例えば、森島さんの著書が、韓国や、
シンガポール、台湾などで翻訳されていたり、韓国は
この間までキムチブームだったそうですが、次は生姜ブームが来るという話がされている。
ところ変わって、東南アジアの野菜なのでバリなんかのスパに行くと
ジンジャーティーを出してくれますし、アフリカのケニアなんかは
お腹を壊したときなんかは座薬の代わりに使われるそうです。
また昔から、ヨーロッパはジンジャークッキーとかお菓子もありますし、ショウガは世界各地で使われているそうです。

ちなみに土壌によって辛みの違うショウガが生産したり、
世界的にもショウガの魅力が伝わっているのは確かなようです。

森島土紀子さん、ありがとうございました。