オンエアレポート
2014.10.09
『人間は“歳をとると味覚が無くなる”とよく言われるが、意外とそんなことはない!』
きょうは、「食欲の秋」ということで「味覚」のスペシャリスト「社団法人おいしさの科学研究所」理事長・山野善正さんにお話を伺いました!続いては、年齢と味覚にまつわるこんな秘密!
『人間は“歳をとると味覚が無くなる”とよく言われるが、意外とそんなことはない!』
味をつかさどるのは舌の上にある「味蕾(みらい)」という細胞。この数は、60歳を過ぎると年齢を重ねるごとに減ってくるそうですが、60過ぎたら味がわからなくなるかというとそうでもなく、年寄りの方は経験があるので、記憶がそれを補完してしまうので一概にはいえないのだそう。
人は生まれる前から味覚があるそうで、人は生まれる前から味を感じているそうです。母親のおなかにいるころ、羊水の中には「うま味」成分があったり、母乳の中には「うま味」「甘味」
そして「油」の成分も入っています。小さい頃は酸っぱい味や苦い味、えぐい味は拒否してしまいますが、これは、もともとこれらの味は「毒」があったので本能的に拒否してしまうから。
ただ、適量だと味のアクセントになります。たとえば「コーヒー」「ビール」「みょうが」など、食のバリエーションが増え、きっかけにもなるそう。小さい頃にこれらの味を体験しておくことが大事だそう!
続いては、きょうのスーパーや青果店で役立つこんな秋の味覚の秘密!
『秋の味覚・梨を買う時は自分の好みと品種の特徴を理解した上で買い物をするべし!』
「梨」は、秋の味覚ランキング5位!1位、2位はサンマと栗がとりあい、3位はマツタケ、4位は柿。市場で有名な4種類の梨、二十世紀、新高、幸水、豊水を例にとって説明していただきました!
<味覚センサーで計測した結果>
■幸水は甘さが強くて酸っぱさが弱い
■新高は甘さが強くて酸っぱさは中くらい
■旨味の順序は、幸水⇒二十世紀⇒新高⇒豊水
■梨らしい香りでいうと、豊水
■甘い香りだと、二十世紀と幸水が強い
まだまだ「味覚の秘密」を伺いたいところですが、ご興味のある方は、「おいしさの科学研究所」のホームページをご覧ください!「おいしさの科学研究所」理事長・山野善正さん、ありがとうございました!
『人間は“歳をとると味覚が無くなる”とよく言われるが、意外とそんなことはない!』
味をつかさどるのは舌の上にある「味蕾(みらい)」という細胞。この数は、60歳を過ぎると年齢を重ねるごとに減ってくるそうですが、60過ぎたら味がわからなくなるかというとそうでもなく、年寄りの方は経験があるので、記憶がそれを補完してしまうので一概にはいえないのだそう。
人は生まれる前から味覚があるそうで、人は生まれる前から味を感じているそうです。母親のおなかにいるころ、羊水の中には「うま味」成分があったり、母乳の中には「うま味」「甘味」
そして「油」の成分も入っています。小さい頃は酸っぱい味や苦い味、えぐい味は拒否してしまいますが、これは、もともとこれらの味は「毒」があったので本能的に拒否してしまうから。
ただ、適量だと味のアクセントになります。たとえば「コーヒー」「ビール」「みょうが」など、食のバリエーションが増え、きっかけにもなるそう。小さい頃にこれらの味を体験しておくことが大事だそう!
続いては、きょうのスーパーや青果店で役立つこんな秋の味覚の秘密!
『秋の味覚・梨を買う時は自分の好みと品種の特徴を理解した上で買い物をするべし!』
「梨」は、秋の味覚ランキング5位!1位、2位はサンマと栗がとりあい、3位はマツタケ、4位は柿。市場で有名な4種類の梨、二十世紀、新高、幸水、豊水を例にとって説明していただきました!
<味覚センサーで計測した結果>
■幸水は甘さが強くて酸っぱさが弱い
■新高は甘さが強くて酸っぱさは中くらい
■旨味の順序は、幸水⇒二十世紀⇒新高⇒豊水
■梨らしい香りでいうと、豊水
■甘い香りだと、二十世紀と幸水が強い
まだまだ「味覚の秘密」を伺いたいところですが、ご興味のある方は、「おいしさの科学研究所」のホームページをご覧ください!「おいしさの科学研究所」理事長・山野善正さん、ありがとうございました!