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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.10.09

『日本人は、外国人とは違う独特の味覚を持っている!』

今日は「味覚」のスペシャリストに、食生活で役立つことはもちろん、食事の時に思わず人に言いたくなるような秘密を教えていただきます!教えていただくのは、「社団法人おいしさの科学研究所」理事長・山野善正さん!

まずは、日本人の味覚に関するこんな秘密から!

『日本人は、外国人とは違う独特の味覚を持っている!』
大きく言うと民族・風土に関係しているそうで、一番特徴と言えるのが「出汁(だし)」に含まれるの「うま味」。昆布やシイタケなど、出汁の成分が取れるものを食材としない国にはそもそも存在しないんだそうです!

ただ、ヨーロッパでも地中海沿岸の国では「トマト」に含まれるグルタミン酸がうまみ成分を含んでいるのでわかる地域もあるのだとか。

更に、「おいしさ」は「味」「色」「テクスチャー」で変わってくるそうです。

例えばフランス料理で出てくる皿はほとんどが白いもの、日本料理は料理に合わせたお皿が出てくるといった感じで、見た目も味覚に関連しているんです。日本料理店は器のお皿にお金がかかるから大変。なかでも、日本人はもともとの食材や料理をアレンジするの長けている国民。カレーライスにしてもラーメンにしても、もともとインドや中国で食べられていたものとはまるで違うオリジナルな料理になっているんです!

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」ですら、もともとは中国から来た料理が長い間アレンジされてきて出来上がった文化だそう!



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