アポロン★クラシックスペシャル！続いては、一歩踏み込んだクラシックの魅力を、手軽に、体験できる場所をご紹介します！

『おしゃべりも、携帯も、撮影もNG！な名曲喫茶ライオンでクラシックを堪能せよ！』

（本来写真撮影禁止なのですが、この日は特別に許可を頂いたので、ちょっと行間を取らせていただきます！）

じつは、こちら、小学館のCDマガジン・クラシックプレミアムの河内真人編集長に、オススメしていただき、先日一緒に取材に行ってきたんです。音楽評論家の室田尚子さんにも同行していただきました。いったい、どんな空間なんでしょうか。

渋谷区道玄坂。1926年、昭和元年創業の「名曲喫茶ライオン」飲み物を頼んで、リクエストした曲がかかったらジッと聴く。自宅にはそんなに立派な設備がないというのはもちろんですが、家だとリラックスしすぎて、あんまりしっかり聴かないですよね。コンサートホール行くのもいいですが、どうせなら優雅にコーヒーでも飲みながら。

中に入ろうとすると、ドアからして重たい。自然とひそひそ声でしゃべっちゃう店内のメニューも味があります。向かい合う席はなく、全てスピーカーの方に向いている、本当に曲を聴くための場所って感じです。レコードの数がとにかくすごい！5000枚と言っているけど、どんどん増えてきて、CDも合わせると相当な数になっています。

1日中いても大丈夫とのことで、朝起きて、お昼外で食べて、帰ってきて夜までいる人もいるそうですよ。パソコンも持ってきて、仕事をする人もいるらしいです。当時高校生だった人が通いつめて、今ではひげの立派なのおじさん、なんてこともあるんですって。本当に歴史と愛を感じますね。

★「名曲喫茶ライオン」ホームページはこちら！