今週末の５日に行われるサッカー日本代表 アギーレ監督の初陣、ウルグアイ戦、そして、来週９日にはベネズエラ戦が行われます。今日は、サッカーノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんに、アギーレ監督を知ったかぶりできる秘密の数々を教えて頂きます。

それでは最初の秘密はこちら！

『アギーレ監督は「鬼軍曹」というよりも「転勤したての管理職」！』
宇都宮さんは８月１１日のアギーレ監督の所信表明会見、８月28日の代表発表会見に出席され、アギーレ監督を見てきました。顔つきが、ちょっと怖かったり、個々の選手に対して明確なタスクと責任を求めるという点から、新聞、雑誌などでは「鬼軍曹」と呼ばれています。ところが、実際のアギーレ監督は、日本のことを猛勉強中でＪリーグの視察をしまくっている気遣いの人。スペイン、メキシコ以外で指揮を振るうのは初めてのことで、日本のことを知ろう、知ろうと努力しているんです。独自のサッカー哲学を持ち、勝負に対して妥協は許さない厳しさを持ちながらも、戦術や選手選考には柔軟な部分が見られる人なんだそうです。

人柄がわかったところで！アギーレ監督を知ったかぶりできる続いての秘密はこちら！

『アギーレ監督の口癖は、日本の報道陣を惑わす「compromiso（コンプロミソ）」！』
コンプロミソとは、あえて日本語にすると「義務、取り決め、約束、決意」という意味。おそらく「責任感」というものを重視しているのではないか？と見られています。

続いての秘密に参りましょう、こちらです！

『アギーレ監督と日本サッカー協会は「４年越しの恋」！』
現役時代を含め母国メキシコで４度のＷ杯を経験、監督として２度の１６強入りを果たしました。「攻撃的なサッカー」プラス「戦術的な引き出しの多さ」に定評のあるアギーレ監督に、日本サッカー協会は４年前にも監督のオファーをしていたんです。そのため、今回は４年後しのラブコールが実った結果というわけ。

アギーレ監督のcompromiso！これから注目です！