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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.08.26

『小説をよんだり、対戦ゲームやると、妄想力は鍛えるられる!』

妄想ウィークのアポロンにぴったりの妄想の秘密、メディアでお馴染み!気鋭の脳科学者の中野信子さんに伺っていきます!中野さんの最新刊、ベスト新書から発売中の「脳はどこまでコントロールできるか」こちらは 脳を使いこなすための妄想の技術について書かれた1冊。この本によると、ノーベル賞とったり、偉大な発明をするような成功者には、妄想の達人が多いそうです。


では、どうやったら、妄想上手になるのでしょうか??

『小説をよんだり、対戦ゲームやると、妄想力は鍛えるられる!』
妄想が上手な人は、妄想が楽しめますが、下手な人は妄想に引きずられてしまうそうです。ここで重要なのが「メタ認知」。自分の状況を俯瞰で見ること。そのためには、「前頭前野」という部分を鍛えるのが大事なんです。脳の中でも、かなり時間をかけて育っていく場所で、思春期から二十歳前後で完成するそうです。若いうちは、恋愛をコントロールできなくてよく失敗しますが、大人になると、身の程をわきまえ、上手く立ち回れるようになりますよね?前頭前野を鍛えるのに、小説を読むのが効果的なんだそうです。他にも、オセロや囲碁などの対戦ゲームも効果的!「相手がどう出るか??」、他の人の立場にたってものを考えることが大事なんです。
   

ちなみに、なにを妄想してもいいわけではなく、悪い妄想もあるようです。
        
『誰かの悪いことばっかり妄想してると、脳は萎縮していく!』
いい妄想は、誰にも害にならないですが、悪い妄想、例えば誰かの失敗や悪口など。誰かの失敗を想像すると、脳は「自分にもおこりうるかもしれない!」と考えているんです。自分によくないことが起こることを想像すると、ストレスホルモンの「コルチゾール」という成分が分泌され、脳が萎縮します。だから、できれば、悪い妄想はなるべくしないこと!

更なる脳のコントロール術は、中野さんの著書で!

中野信子さんの「脳はどこまでコントロールできるか」はコチラ!
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