きょうのテーマは、社会現象にもなっている「妖怪ウォッチ」

ゲームソフトとして去年の７月に発売されたのが最初で、すでに累計出荷本数３００万本以上！

そこから派生してアニメが放送され、瞬く間に子供に人気が広まり、おもちゃも発売されます。特に人気の高い時計型のおもちゃは、専用のメダルを求めてお母さんたちが徹夜して行列に並ぶという熱狂ぶり。

なぜ、ここまでのブームが巻き起こっているのか！？

お話を伺うのは、広告会社アサツー ディ・ケイに務め、様々なキャラクターの開発や活用提案に携わる、キャラクター総研のリーダーで、「ご当地キャラ博士」という異名も持つ、野澤 智行さんです！



まずはこちら！
『妖怪ウォッチとは、子供向けに必要なヒットの三要素「なりきり」「バトル」「コレクション」をおさえた最強のコンテンツである！』
基本的にはこの三要素は男の子向けとのことですが、妖怪ウォッチで特に今話題になっているのが、腕時計型の玩具「DX妖怪ウォッチ」と、「妖怪メダル」。この時計型の玩具に妖怪の描かれたメダルを入れると、その妖怪の「召還ソング」や「登場ボイス」、更にギャグソングも聞くことができ、なりきり気分を味わえる。

バトル要素は、集めたメダルを使い、ニンテンドー3DSやWEBサイトなどで友達とバトルをすることができる、シークレットメダルやはぐれ妖怪メダルなどもあって、コレクション欲求をくすぐるのだそう！
ちなみに、女の子にも人気を集めており、その理由はペット的ポジションのキャラが多数登場するから！ジバニャンやコマさんなどの、かわいくてゆるいキャラが出てきて、メダルやゲームをやらずとも、ぬいぐるみやグッズを集めたくなるような魅力が！


続いては、特に人気の妖怪ウォッチの「メダル」にまつわるこんな秘密！

『「妖怪メダル」は子供たちの間で流通している、“通貨”のようなものである！』

妖怪メダルが、１）妖怪ウォッチ、２）WEB（妖怪メダランド）、３）3DS「妖怪ウォッチ」、４）ガシャポンなど、様々な遊びの起点となっているそうです。

だぶったメダルやカードを交換するなど、キッズ同士のコミュニケーションツールとしても機能しているので、もはや通貨になっているのだとか！