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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.08.12

『歌いながらお経をあげる、音楽礼拝(おんがく・らいはい)というスタイルがある!』

今日は、お盆にピッタリなこんな場所をご紹介。
それが、こちらの「寺カフェ」

木のぬくもりが感じられる、寺感というよりカフェ感が強いこの寺カフェなんですが、メニューは「南無南無カレー」や精進料理など、寺にちなんだものが目立ちます。(ところでこの「南無」って、インド語の挨拶「ナマステ」の「ナマ」と同じ言葉で、「あなたを受け入れます」って意味らしいですよ)川崎市にある信行寺が、お寺や仏教を身近に感じてもらおうと代官山に開いたカフェで、オープンテラスの明るいカフェには本物の仏像が置かれていて、触ってもOKなんだそうです。

お寺は、昔は人が集う、文化の発信の場所だったのに、今は、お葬式や法事でしかいかない人が増えてしまいました。そこで、もっとお寺を身近に考えていただこうと、このカフェがひらかれたそうです。

寺カフェでは、飲食以外に、写経や数珠作りが体験できます。これらの体験をしながら僧侶とお話をして、仏教に興味をもったら今度は仏教講座を体験したり、また人生相談にものってもらえたり、いろんな楽しみ方ができちゃうんです。20代後半から40代の女性が多くいらっしゃるそうで、ママ友が5人で数珠を作っていたり、かと思えば一人で静かに写経をする女性もいたりと、みんな自由気まま。

そして、カフェ内のBGMが、1日2回、生のお経に変わるのですが、このお経をよむスタイルに、こんな秘密がありました。

『歌いながらお経をあげる、音楽礼拝(おんがく・らいはい)というスタイルがある!』
店内で歌を歌っているように見える、女性僧侶の山口依乗さん。実は歌ではなく、それがお経なんです。この音楽礼拝には、ギター、ピアノ、オルガンなどの伴奏がつくパターンもあるんだそうです。もちろん、漢文のお経をよむ、男性僧侶もいらっしゃるとか。その人その人によって、得意としているお経のスタイルが違うんだそうです。


▲左:あまとうさん(自家製甘酒の豆乳割り)
▲右:しんら〜ぁんこーひー(親鸞聖人のあずき好きにちなんだ、小豆入りアイスコーヒー)
  
▲寺カフェ安らぎ御前(精進料理だけど、豆腐はカポナータ。器は、応量器といって、すべて重ねて1つになるものを使用)


▲やみつき冷やしタンタンフォー

また、こちらでは、1ヶ月に1回ほど、棺にはいれる、入棺体験というのもやっているそうです。(要予約)

寺カフェ、お盆の時期はお坊さんが本業で忙しいそうですので、お盆明けに、ぜひ行ってみてください。
詳しくはコチラ!
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