今日は盆踊りをライフワークにしているという「あまちゃん」の音楽でもおなじみ、音楽家・大友良英さんに、大友さんがハマった 盆踊りの秘密を教えてもらっています。

さて、大友さん、最初はバカにしていた盆踊りが楽しすぎて、ついには盆踊り大会を主催する一人にまでなってしまいました。そんな大友さんが主催した盆踊り大会が、今までにないスタイルだったんだそうです。

『大友流盆踊りに欠かすことのできないものは「風呂敷」！』
２０１１年に福島でフェスティバルをやる際に放射線の問題があったので、会場に風呂敷を敷くことに。６０００平米の会場を全部風呂敷で覆って、パッチワークのようにしたんです。みんなで敷いたり、縫い付けたりするのが楽しかったそうです。その大風呂敷を見た色んな地域から、「ウチでもやってくれ！」と声がかかりました。去年は愛知の会場に敷いて、今年は札幌にも敷いて、１１月には東京の池袋にも敷いて・・・これからもどんどん日本中に敷いて行こうかな。と語る大友さん、次は、新宿のホコ天に敷く計画を進行中なんですって！

盆踊りによる新発見に完全に魅せられている大友さんですが、この盆踊りの会場が男女にとって特別な場所にもなるとも言っています。

『盆踊りで楽しく踊れば踊るほど、次々に男がやってくる！』
そもそも浴衣を着てるってだけでも男性からしたら、相当ポイントが高いですよね？浴衣で５割り増しなのに、本当に楽しそうにしている子は本当に素敵に見えるんです。そうすると、近くにいるオジサマ方が奢ってくれたりするんです。大友さん曰く、男性も、ネット通販で安い浴衣でも買って盆踊りに行こう！とのこと。元々、盆踊りというのは今でいうとナンパのためのようなもの。本来だったら男女が出会う場だし、そんなに格好良くない子が格好良く見えるのが祭の場でもある！祭の場はわりと口説き文句が機能するので、普段「素敵だね？」と言うクサイ台詞もアリなんだとか！

そして、大友さん、盆踊りにハマリすぎて、ついには「ええじゃないか音頭」というＣＤをリリースしました。「あまちゃん」のオープニングテーマを音頭にした「あまちゃん音頭」など全部で６曲。大友さん曰く、この１枚あれば海でも山でもどこでも盆踊りが楽しめるという作品です！

★大友良英さんの「ええじゃないか音頭」はコチラ！