今週は、俳優の渡辺謙さんをお迎えしています。渡辺謙さんが人生のエネルギー、糧となっている映画を伺いました！



「撮影と撮影の合間だったり、準備の時、モヤモヤしたりしている時に観るのが黒澤明監督の「用心棒」ですね。もうザッツエンターテイメントですよ。観終わるとスカっとして「よし！俺がやらなきゃいけない！」と思える映画。」

「話の展開が非常に速いし、面白い。ワクワクさせてくれる。最初に捕まったり、ボコボコにされたりしながら、人助けもし、ジャパニーズ西部劇！最初にボロボロの着物をまとった浪人が宿場町に入って来るんですけど、犬がちぎれた手を噛んで走ってくるシーンに惹き込まれるそうです！」

ちなみに、そのシーンは照明部さんかなんかの手袋が落ちているのをセットで見かけてギョっとしたのがキッカケで最初に犬がちぎれた手をくわえて走るシーンが加えられたそうです！


そしていよいよ明日公開の「GODZILLA ゴジラ」についてもお話を伺いました！

「３年前に色んな辛い思いを僕らは体験せざるを得なかった。それを糧に前に進もうと思って今まで頑張ってやってきているが、あれを忘れてはいけないことでは無かったことにするのはいけないんだな、ということを考えさせてくれる映画。日本の方々が、この映画をどんな風に受け止めてくれるかということを切に願っている」

というお話をしていただきました。明日から、「GODZILLA ゴジラ」いよいよ公開です！渡辺謙さん、引き続きよろしくお願いします！