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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.07.23

『阿川佐和子さんが叱られて衝撃を受けた人物とは。』

今日は「叱られる力 聞く力2」を先月出版された、
阿川佐和子さんに秘密を教えて頂いています。
ラストは、60年間様々な人に叱られ続けたという阿川さんに、
叱られて衝撃を受けた人物を、こっそり教えて頂きました。

1人目は「父」

阿川さんのお父さまは年がら年中、怒っていたし、キゲンが悪かったそうです
すぐに「出ていけ!」と言われていて、中学までの義務教育までは
仕送りするが、それ以降は一切の援助はしない、親との縁は切れたと思えと
言われていたとのこと。でも怖いから、怒鳴られたくないから、
緊張感があった。そして、阿川さんのお母さまはいつも慰めてくれたが、
たまにそのお母さままでが怒ったときはどれだけ悪いことをしたのかと思ったそうです。
怒り方の種類が違うからこそ尚更効く。父と母のコンビネーションは
スゴかったそうです

2人目は「元・読売新聞記者、経済・政治評論家の秋元秀雄さん

阿川さんが初めてテレビの仕事をしたときの秋元秀雄さん。
秋元さんは阿川さんのお父さまに性格が似ていて、
突然感情的になるそうで、怒られる側としては、
怒りそうな人の感情の虫の居所に敏感になったそうです。
それでも怒ったときには、短く済ませたいので、
誠心誠意すぐに謝り、時間がたってから理由を聞く。
相手の気持ちがどこにあるかを計る訓練になる。怖い人が近くにいると。
それは秋元さんと父のおかげで。ひどい目に会いましたけれども…

最後に阿川さん叱られる事に関してこんな事を仰っていました!

年をとるにつれだんだん怒られる事がなくなった。
林真理子さんが言っていたが、
「女は仕事を始めた頃は子羊、だけど熟練してくると狼になる」
若いスタッフにも小言を言うなと思われ、避けられているかも。
最近は自分に怒ってくれる人は少なくなった。

でも、叱られてくる事が少なくなってると、人間図に乗る。自分は正しいと。
そういうときに、あの人が見ていると思うと身を引き締めないと、
そういう存在を自分で意識して持ち続けるのが大切。

とのことです。
ちなみに阿川さんは、93歳になっても叱ってくれる父のところに
行くときは、今でも緊張するそうです。

さて、阿川さん流の叱る勇気、叱られる覚悟などが書かれた、
「叱られる力 聞く力2」は文春新書より発売されています。
こちらも是非ご覧ください。
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