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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.07.08

『東京のど真ん中!しかも地下に、幻のホームがある』


先日富岡製糸場が世界遺産に登録されて、注目されている産業遺産。産業遺産とは、ある時代においてその地域に根付いていた産業の姿を伝える遺物や遺跡で、管理して公開されていたり、他の施設にリノベーションされてたりするもの。例えば炭鉱、金山、造船場、鉄道など!

そんな産業遺産を記録・見学するNPO法人 J-heritage(ジェイヘリテージ)の立ち上げメンバーでもある、写真家の前畑温子さんに、女性目線で産業遺産を楽しむ秘密、おすすめスポットを教えていただきます。意外と近くにあるんですよ。

『東京のど真ん中!しかも地下に、幻のホームがある』
イベントなどでたま〜に公開されている、新橋の幻の駅。かつて、8ヶ月だけ実際に使用されていました。地下に残されたホームは、豆タイルで「新橋」と駅の名前が書いてある、なんだかタイムスリップしたような気持ちになる不思議な場所。

現在の東京メトロ銀座線は、もともとは浅草から新橋までを走る東京地下鉄道と新橋から渋谷までの東京高速鉄道という2つのライバル会社を一元化した路線だったんです。新橋駅にはそれぞれの会社の駅があり、みな、この新橋で乗り換えなければいけなかったとか。そして、この2線が一元化された際に、東京地下鉄道の新橋が残り、東京高速鉄道の新橋は使われなくなりました。それが、この産業遺産「幻のホーム」なんです。ちなみに、ホームへは、新橋駅地下道のとある一角にある鉄扉から入ることができるそうで、またホームの一部は改装されて、駅の会議室などになっているとのことです。
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