オンエアレポート
2014.06.25
『アイデア商品を発明して、お金を稼ぐ秘密その3』
今日は、年間1,200件以上の特許・商標登録の出願をしている、
弁理士の平野泰弘さんに、「アイデア商品を発明して、お金を稼ぐ秘密」を教えて頂いています。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/430/hirano625.JPG)
特許がとれた後、実際にどうやったら商品化までたどりつけて、お金を稼ぐことができるのか!?
そのコツを平野さんに教えていただきました!
まずは、企業に売り込みに行くとき、気持ちの面で大切にしたいこんな秘密!
平野さんのおっしゃっていた秘密は・・・・
■特許とか商標とか、実際に権利をとれた時、持っていても自動的にお金が入ってくるわけではない
きちんと自分がその特許や商標、商品に関係するものを売り込んでいく必要がある。
例えば、地下鉄の構内に貼ってある「乗り換えマップ」を発明したのは
主婦の福井泰代さんです。
最初彼女は乗り換え情報を出版社等に売り込もうとして
50社以上を回ったけれども、反応はゼロだったそうです。
どこかで諦めていたら「乗り換えマップ」の成功はなかったと思います。
■発明品が出来たとしても、「すごいですねぇ!即採用!」とはならない
最初はみなさんきついこと言われたりする。
ただ、売り込み先で否定的なことを言われたとしても、そこで次につながる情報を
しぶとくゲットして欲しい。
例えば「では、どこに行けばこの商品が扱って貰える可能性があるでしょうか?」、と次につながる情報を求めるべき。転んでもタダでは起きない粘り強さも必要だと思います。
平野さんがおっしゃっていた秘密は・・・・
■商品の良さがクチコミで拡がるようにホームページを充実させる
消費者はインターネットでソーシャルネットワークを活用する、商品モニターを依頼する等の努力が必要です。
クチコミで商品の良さが認知されれば、後は企業から商品提供を求められることになるという仕組みらしいです!
最後に平野さんから
「実際に発明をして、特許を申請しよう!」と考えている人に向けて、心得ともいうべき、こんなメッセージを頂きました。
”ばくちと同じで儲けた人だけが儲けたといい、損をした人は黙っていますので
よい話しか聞こえてこないので、発明は儲かると思われているかもしれません
が、それほど甘くはありません。
実際は、特許庁に支払う印紙代は審査をお願いする分を含めると20万円近くに
なります。
このため特許出願するところまでが精一杯で、それ以上の費用を払ってまで
前進しようとする人は少なくなるのが実情です。
ただ、特許自体が無駄になるか!?といったら決してそんなことはない。
実際、発明者の名前とかが特許庁の公開候補で発表されますので、
誰がその分野のトップランナーかを示すことができますし、宣伝効果とか、
他人に後から特許を取らせない防衛の意味もあり、目に見えない部分で
底支えをしているというのが、実際の発明とか特許の実態だと思います。”
なるほど!新しい発明=儲かるという安易な考えは危険だということですね。
今日の秘密を知っているのと知らないのでは大違いかもしれません!
新しい発明、思いついたら今回の放送を参考に出願してみてはどうでしょう!?
弁理士の平野泰弘さん、ありがとうございました!!
弁理士の平野泰弘さんに、「アイデア商品を発明して、お金を稼ぐ秘密」を教えて頂いています。
特許がとれた後、実際にどうやったら商品化までたどりつけて、お金を稼ぐことができるのか!?
そのコツを平野さんに教えていただきました!
まずは、企業に売り込みに行くとき、気持ちの面で大切にしたいこんな秘密!
『ちょっとくらい否定的なことを言われても凹まないようにするべし!』
平野さんのおっしゃっていた秘密は・・・・
■特許とか商標とか、実際に権利をとれた時、持っていても自動的にお金が入ってくるわけではない
きちんと自分がその特許や商標、商品に関係するものを売り込んでいく必要がある。
例えば、地下鉄の構内に貼ってある「乗り換えマップ」を発明したのは
主婦の福井泰代さんです。
最初彼女は乗り換え情報を出版社等に売り込もうとして
50社以上を回ったけれども、反応はゼロだったそうです。
どこかで諦めていたら「乗り換えマップ」の成功はなかったと思います。
『断られても次につながる情報をゲットするべし!』
■発明品が出来たとしても、「すごいですねぇ!即採用!」とはならない
最初はみなさんきついこと言われたりする。
ただ、売り込み先で否定的なことを言われたとしても、そこで次につながる情報を
しぶとくゲットして欲しい。
例えば「では、どこに行けばこの商品が扱って貰える可能性があるでしょうか?」、と次につながる情報を求めるべき。転んでもタダでは起きない粘り強さも必要だと思います。
『商品がクチコミで拡がるように努力するべし!』
平野さんがおっしゃっていた秘密は・・・・
■商品の良さがクチコミで拡がるようにホームページを充実させる
消費者はインターネットでソーシャルネットワークを活用する、商品モニターを依頼する等の努力が必要です。
クチコミで商品の良さが認知されれば、後は企業から商品提供を求められることになるという仕組みらしいです!
最後に平野さんから
「実際に発明をして、特許を申請しよう!」と考えている人に向けて、心得ともいうべき、こんなメッセージを頂きました。
”ばくちと同じで儲けた人だけが儲けたといい、損をした人は黙っていますので
よい話しか聞こえてこないので、発明は儲かると思われているかもしれません
が、それほど甘くはありません。
実際は、特許庁に支払う印紙代は審査をお願いする分を含めると20万円近くに
なります。
このため特許出願するところまでが精一杯で、それ以上の費用を払ってまで
前進しようとする人は少なくなるのが実情です。
ただ、特許自体が無駄になるか!?といったら決してそんなことはない。
実際、発明者の名前とかが特許庁の公開候補で発表されますので、
誰がその分野のトップランナーかを示すことができますし、宣伝効果とか、
他人に後から特許を取らせない防衛の意味もあり、目に見えない部分で
底支えをしているというのが、実際の発明とか特許の実態だと思います。”
なるほど!新しい発明=儲かるという安易な考えは危険だということですね。
今日の秘密を知っているのと知らないのでは大違いかもしれません!
新しい発明、思いついたら今回の放送を参考に出願してみてはどうでしょう!?
弁理士の平野泰弘さん、ありがとうございました!!