今日のアポロンは、梅雨の季節のお楽しみ、映画に注目。映画コメンテーターの有村昆さんに伺っていきます。

まずは先日公開されたばかりの話題作「ノア　〜約束の舟〜」旧約聖書のノアの箱船をテーマにラッセルクロウを主役で描いたこの作品を楽しむ秘密がこちら。

『主人公ノアになりきって、風に吹かれ、雨に降られ、時には殴られた衝撃を味わえる映画館が平和島にある』
平和島にできた４DX映画館。シートが動く！風邪が吹く！水が出る！光る！映画とリンクする演出によって、ノアの箱船のような体感する映画は、普通に見るより２倍、３倍楽しめるんです。料金は、映画代１８００円、＋４DX料金１０００円で２８００円。

４DXは、飲食禁止。また、妊婦さん、身長の低いお子さん、体の弱い方、乗り物酔いしやすい方など、
見ることができません。そう、まるで遊園地のアトラクションにのるときのような条件！また入り口には、荷物を預けるためのロッカーまであるんです。

さらに、作品に感情移入しやすくするためにされているある工夫があるんです！

『見ていて感情移入したくなるキャストに絞って４DXが作動する』
悪役、脇役の動きには無駄に反応せずに、ラッセルクロウなど、いい役（？）のキャストに絞って作動することによって、感情移入しやすくなるという配慮！なんて気が利く！

最後に、実際に4DXを体験した齊藤美絵が感じた、こんな秘密！

『風と・浮遊感を感じる椅子の揺れで、鳥になることができる』
映画の中にも、旧約聖書と同じく、鳩が出てくるのですが、この鳥たちの目線でカメラを回してるシーンがあるんです。そのシーンで、４DXによってまるで飛んでいるような独特な浮遊感が演出され、私たちも鳥になれちゃうんですって！