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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.06.10

『時代とともに消えつつある恋愛死語の秘密!その1』

今日は、時代とともに消えつつある恋愛死語に注目。なぜその言葉が死語になったのか、その背景をさぐりながら、現代の恋愛スタイルを浮き彫りにしていきましょう。教えてもらうのは「草食男子」の生みの親、コラムニストの深澤真紀さん。

恋愛死語、最初にとりあげるのは、昭和の時代に生息した、今は絶滅寸前のとある男たちの行動。

「送り狼」
・・・若い女性に親切そうに家まで送るとみせかけて,すきがあれば乱暴しようとたくらむ男。

「据膳食わぬは男の恥」
・・・女の方から誘惑してきたとき,それに応じないようでは男として恥だということ。

先輩たちからすれば、「知らないの?」と驚くかもしれませんが、これらの言葉、なぜ死語になってしまったのでしょうか。深澤さんによると、送り狼も、据膳を食うのも、今の人からするとほぼ犯罪。「昔の人、それでつかまらないんですか?」「そもそも嫌がる女の人になにかするのは、おかしい。」と思ってしまうんです。ちなみに、送り狼や据膳を食う文化というのは短い時期だけのこと。行動経済、バブル期からの30年だけなんです。では、日本人って、そもそもどんな恋愛感をもっていたのでしょうか。   

『日本人の恋愛は、もともとオープン!そして日本人よりも欧米人のほうが禁欲的である』
万葉集の時代から、日本の恋愛はオープンなものだったんです。明治維新で、欧米の文化とともにキリスト教の思想が入ってきたんです。処女がいいなんて発想は、もともとの日本にはないもの。アジアって、そもそもそんなに性や恋愛に対して厳しい文化ではないんですって。欧米は男女がオープンというイメージは大間違い!なぜなら、キリスト教の文化が厳しいから。アメリカ人って、実は意外とその辺ちゃんとしてるんです。
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