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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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オンエアレポート
2014.06.03

演劇らくごの秘密!その2

現在、池袋のシアターグリーンで公演中の「演劇らくご 芝浜」。「談志の芝浜」といえば、落語ファンの間では伝説となっているほどの傑作なんです。登場人物が勝手にしゃべり出し、一瞬アドリブ?かと思うほど、歯止めが利かない状態になってしまう「談志の芝浜」

談志さんなき、今、もうその芸を見ることができない!とガッカリされたあなたに、こちらの秘密。

『演劇らくご 芝浜の後半で、あの立川談志に会える!』
芝浜を4分割して、リレー落語をしていきます。ミッキーカーチスが歌で前半を語り、志らくさんと蛭子さんでトークショーのような落語を披露。そして最後に登場するのが、芝浜。かつての談志の18番を、談志本人になりきって披露する憑依芸です。


そんな志らくさんは、師匠のこんなところを凄いと思っているそうです。

『立川談志は、客を全員楽しませる気がないので、わからない客には帰れという!』
談志さんの武勇伝はたくさんありすぎて、1冊の本になるほど。地方で独演会をやったりすると、ファン以外も来ることも。そんな中、まくらを喋っていて、反応がまちまちだと感じた談志さんは、「おれの芸は、バカにはわからないから。バカは不愉快。面白く無いから、帰ったほうがいい。小朝だとか歌丸の会にいけ。そうすりゃたのしめる」と爆弾発言!笑 でも、真意は、お客に期待していたんですって。自分より上の感覚、センスをもった客に返したいって、そう思っていたんだそうです。
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