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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.05.29

『世界遺産・富岡製糸場は、創業当時、ホラーハウスとして恐れられていた!らしい・・・』

富岡製糸場がもうすぐ正式登録されることで盛り上がる「世界遺産」。日本には、この「世界遺産」の検定試験「世界遺産検定」があります。本日お話を伺うのは、「世界遺産検定」で、最高位の“マイスター”の称号を持つ世界遺産芸人こと、お笑い芸人・畠山さんに、知られざる世界遺産の秘密を伺います!




まずは、こちら!

『世界遺産・富岡製糸場は、創業当時、ホラーハウスとして恐れられていた!らしい・・・』
富岡製糸場は明治5年(1872年)、明治政府が日本の近代化のために最初に設置した、模範器械製糸場。生糸の品質改善・生産向上のため、 洋式 の器械を備えた模範工場をつくることにしたのが富岡製糸場。

そんな富岡製糸場の創業当時、「異人に生き血をすすられる」という噂がたち、女性の労働者が集まらなかったそうです。というのも、設計や技術指導で来ていたフランス人が赤ワインを飲んでいたため、それを見た人が勘違いをして噂を流したのだそう!

政府が噂の火消しにすぐ動いたのと、初代工場長の娘を女性の労働者第一号にして、安全であることを示したところようやく女性たちが集まったんだそうです。


続いては、こちら!

『富岡製糸場は、創業当時“ブラック企業”と思われていたが・・・実は、従業員にめちゃくちゃ優しい“ホワイト企業”だった!』
小説などから今でいう“ブラック企業”のイメージが強かったが、実はその真逆!週休1日、年間76日休みがあり、当時女性にとってはとても先進的な職場だったそうで、給料も現代に換算して20万〜30万、更に衣服代や食費、寮費、医療費なども支給され、一等の女性労働者になれば、月に50万もらう人もいたほどだそうです!

また、フランス文化の影響で「美」に対する意識がとにかく強く、寮の中に「香水」「化粧品」が売っているところがあり、そこで買いすぎて散財してしまう女性労働者がいたんですって!

ちなみに、富岡製糸場の大きさは、東京ドームの1.2倍。設計は、たった50日。建設も1年間の突貫工事で作られたのだとか!それが今まで140年間、残っているのがすごいですよね!

この後は、未来の世界遺産を一足早く知る方法、そして、世界遺産に行った際に、世界遺産を楽しむコツについて伺います。
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