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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.05.27

『サムライブルーの勝負飯の秘密!その2』

引き続き、ワールドカップに出場するサッカー日本代表、サムライブルーの勝負飯の秘密。専属シェフの西芳輝さんは、こんなスタイルで選手たちに料理を用意しているそうです。

『毎食、和・洋・中のビュッフェスタイルで、食べなれたメニューを用意!』
選手たちにとって、食べることはとにかく大事。本人たちが一番分かっています。そこで、プレート盛りではなく、ビュッフェスタイルを取り入れました。選手たちに栄養学の知識があるので、偏った食事をとったりはしないそうです。

サッカーの選手生命は元々そんなに長くはありません。それを長くプレーするためには、自分の体を自分で守るのが大事なんですね。フルーツは、オレンジ、キウイ、パイン、スイカ、メロン、イチゴなどを用意するそうですが、例えばスイカとメロンしかなかったりすると、「もっとビタミンが豊富なオレンジを出して」と、選手から言われることもあるそうです。

選手たちは、「勝つために何が必要か」、「何を食べなくちゃいけないか」を常に気にしているんです。食事もプレーの一部。そういう意識で食事をとっているのを、ひしひしと感じるそうです。それに対して西さんが常に考えているのは、「選手がどうしたら食べてくれるか」食べないことには始まらない。でも、そんなに難しいことをしている感覚はないそうです。例えていうなら、お母さんが子どもたちに料理を作るときに、「どうやったら嫌いな野菜を食べてくれるかな?」「細かく刻んでソースにすれば食べてくれるかな?」と考えている。そういう感覚なんですって。

そんな愛情たっぷりの西さん、ブラジルでの試合に備えて、こんな工夫もされています!


『ブラジルは暑さ対策が鍵。そして、試合後は必ず、カレーを用意する!』
やはり暑さ対策。汗をかくことによって、体内に含まれる鉄分が汗と一緒に出ていきます。鉄分が少なくなると、ヘモグロビンが減り、貧血になってしまいます。鉄分がキーポイント。もう一つは、日本で言う夏バテ。冷たい水を飲んで、食事して胃腸が弱っています。お腹を壊すことがないように調理をするのが大切なんです。そして、試合後に必ず出すというカレーの中には野菜もお肉もいっぱい入っています。試合後アドレナリンが出ていて、眠れない選手も多いので、炭水化物、タンパク質、ビタミンがバランスよく豊富に含まれているカレーを食べて、疲労が残らないようにしているんです。

今日のプレゼントにもなっていた西さんの「世界と闘うサムライブルーの必勝ごはん」には、このカレーのレシピも掲載されています。カレーライスは、市販のカレールウに、かくし味の調味料をいれて作るそうです。そして、選手たちに人気のおかずも載っていますが、3位が肉じゃが、2位がとりのからあげ、1位が銀むつでした。特に、長友選手は銀むつ大好物なんだそうです。

栄養的なことはもちろんですが、楽しく食事できるように、ライブクッキングを行ったり、気分転換になるようにラーメンを出したりもするそうです。

ブラジルのホテルの厨房で、現地のスタッフと調理に挑む、西シェフ栄養満点レシピで、選手たちを勝利へと導いてください!がんばれニッポン!がんばれ西シェフ!
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