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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.05.26

『身近に潜む落とし穴!知らない間に巻き込まれるネット犯罪の秘密!』

学べる月曜日。今日は、あなたの身近に潜む落とし穴。ネット犯罪の最新手口とその対策法を学びます!年々、ネット犯罪は増加しています。昨年度のネット犯罪の検挙数は、過去最多の8000件を突破。みなさんも突然やってくる不可解なメールに、どうしたらいいか、もしかして今、パソコンが乗っ取られているかも知れない!と不安になりますよね。その手口も日々、複雑化・巧妙化しています!
   
そこで、最新のネット犯罪の手口とその対策法を、最前線ネットセキュリティの秘密を、専門家の方から伺います!今回、教えていただいたのは、ネットセキュリティのことに詳しい、コンピュータITの専門ライターの外村克也さんです。まずは、想像するだけでも怖くなる、こちらのネット犯罪から!

『パソコンに付いているカメラから、アナタの生活が覗かれているかもしれない!』
まず犯人は、他人のパソコンに遠隔操作ウイルス付きのメールを送り、ターゲットのパソコンを感染させます。そして、犯人は、メールは送った先のパソコンに侵入して、そのパソコンのウェブカメラを、ウイルスで起動させるんです。これで、そこに映しだされる映像を盗み見てしまう、ということなんです。また、ウイルスに感染していなくても、自分の操作ミスから、カメラを切り忘れてしまい、自分の生活が映ってしまった、という事例はたびたび起こっています。

じゃあ、これどう対策すればいいのか? 外村さんによると、まず見覚えのないメールは開かない!これ常識中の常識!そして、カメラの横に付いているLEDが何もしていないのに光っているときは覗かれている可能性大!なので、すぐにパソコンを再起動するか、カメラをシールで塞ぐ!ということなんです。


続いては、ツイッターのチョットした呟きから、あなたも事件に巻き込まれてしまう可能性がある、こちらの秘密!

『あなたの何気ないツイッターの呟きが、空き巣犯が家を選ぶ際のヒントになっている!』
例えばツイッターをやっている人は、「実家帰省なう」とか「旅行中」といったツイート、やってしまいがちですよね?実は、この何気ない書き込みから、空き巣犯は、ツイッターの検索機能を使い「留守」の家を見つけ出しているんです。しかもこれ、自分が匿名でも、家がバレちゃうそうなんです。

一体どうやって?まず、犯人の手口は、「実家帰省なう」や「旅行中」といったツイートから留守の家に目星を付けます。スマホで撮った写真にはGPS情報が組み込まれているので、犯人は、その投稿者が過去にアップした自宅や近所の写真から、簡単に自宅を特定してしまうんです。また、写真をアップしていなくても、「近所の学校で運動会やってた」とか、「引っ越しました!駅の近くなので通勤がラクになるなー」といった近所に関する何気ない投稿からも、住んでいる場所を割り出してしまうことがあるんです。実際にイギリスの空き巣犯の7割がSNSを使ってターゲットを探していて、日本でも、こうしたデータを公表していないだけで実際は犯罪のリサーチに利用されているということが十分考えられるそうなんです。

旅行などで浮かれ気分の時でも、自分の居場所にかんする投稿はしないこと!そして、ツイッターにスマホで撮った自宅で撮った写真をアップするときは、写真に位置情報を付けないよう、あらかじめ設定しておくこと。これが事件に巻き込まれないために大切なんです。

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