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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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オンエアレポート
2014.05.19

『今、悩んでいそうな業界の秘密!その1』

今日のアポロンでは、日本のいろんな業界が悩んでいそうなことを直接ぶつけて、ズバリどうなのか!答えてもらいました!

先月25日、衆議院で、8月11日を「山の日」に定める法案が通過し、参議院に送られることになりました。「山の日」が制定されれば、16個目の新しい祝日が誕生することになるので、私たちにとっては嬉しいニュースなんですが…

カレンダーのデザインを作り変えなくちゃいけなくなるカレンダー業界は、このニュース、どう見ているんでしょうか?全国カレンダー出版協同組合連合会の事務局長・松原さんの答えがコチラ!

『その年のカレンダーを作るのには2年かかるので、「山の日」を作るなら、どうにか2年後の2016年スタートでお願いしますよ、議員先生!というのが本音』
カレンダーメーカーは、だいたい2年位前から企画が始まります。松原さんのところには1500点の商品があり、それを作り貯めしていきます。一番のピーク11月下旬に一斉に供給できるようにするためには、2年の歳月が必要なんです。本当に2年もかかるの!?と思われがちですが、そもそもカレンダーは前年の3月にはできあがっているんです。そのためにはデザインや文言など、それまでに決まっていないといけといけないですよね。加えて、キャラクターや有名人など、版権モノに関する交渉があるので、ものによっては2年位前には企画を始めていないと間に合わなくなる、というわけ。

そんなカレンダー業界が今、目が離せない山の日が作られるという問題。これが制定されるぶんには問題ないのですが、古くは昭和40年台に体育の日が成立された時も大いに混乱して、商品が間に合うか間に合わないか切迫した状況になったそうです。これは法律で決まるものですから、なんとか施工を2年後にしていただきたい、というのが、カレンダー業界の切なる願いなんですね。ちなみに松原さんによると、毎年4月に来年のカレンダーの発表会を開催し、そこに国会議員の先生も招待するんだそうです。これには、これから新しい祝日作っても、今更変えられませんよ、とさり気なくアピールする意味もあるんですって!

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続いて、カーナビ業界の問題に迫ります!
スマホが普及して、カーナビの代用アプリなども増えてきていますが、カーナビ業界は、実際のところ、どれくらい影響を受けているんでしょうか?パイオニア販売株式会社営業統括部マーケティング部プロモーション課の石塚さんの答えがコチラ!

『スマホのナビには真似できない芸当がカーナビにはあるので、逆にいま、カーナビの凄さが改めて評価され始めている!』
石塚さんによると、取外し可能な低価格帯のポータブルナビは、確かにスマホの台頭の影響を受けている部分もあるそうなんですが…。でも、スマホのナビが出てきたことで、据え置き型の本格的なカーナビとの、GPSの位置ずれ、地図の見やすさ・ルートの引き方など、性能差が明確になり、改めてカーナビの実力が評価され始めているんだそうです。

その機能の一例を教えて頂いたところ…

・周辺検索でコンビニや公園などトイレのある施設を表示!

・コンビニに駐車場があるか、ATMがあるか といった情報や、ガソリンスタンドの営業時間までも案内できる!

・駐車場の満空情報で、「タイムズ」「三井のリパーク」「名鉄協商パーキング」の約5分ごとの最新混雑情報がわかる!さらに車両情報に合わせた駐車場情報も出せるので、駐車できる駐車場を近い順に探すことができる!


などの機能があるそうなんです!これは確かに便利!運転中によくある悩みのツボを上手く抑えてますよね!

スマホが出てきて、カーナビ業界は悩んでいるのかな、なんて思ってましたが、むしろそれが追い風になっていたんですね!
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