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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.04.08

『ドラマや映画を盛り上げる、音楽・サントラの秘密』

今日は、現在放送中のNHK大河ドラマ軍師勘兵衛をはじめ、SP、新参者など、数々のヒット作の音楽をてがけるサントラ界の寵児。作曲家の菅野祐悟さんをお迎えしています。

さっそく、菅野さんの紹介をかねまして、まずはこの秘密から。
『作曲家菅野祐悟は1年間で、およそ300曲つくる!』
ほぼ、1日1曲、毎日つくっているそうです!1作品につき、何曲くらいつくるのか聞いてみると、連ドラだと1作品30曲ほど。大河ドラマはなんと120曲!連ドラの場合、2回分くらいの台本だけを見て、映像も見ずに、全回分の曲を作るんですって。菅野さん曰く、作曲はラブレターと一緒。相手のことを知って、心をこめて書くんだそうです。だから、プロデューサーや監督の話をしっかり聞いて、作品のことをよく知るようにするんですって。菅野さんが作曲を始めたのはなんと小学生のころ。子供のころ、ヤマハ音楽教室に通っていて、そこで自分の作曲を褒められたそうです。運動も勉強も褒められることはなかったので、一気にやる気になったそうです。中学の演奏会でピアノを弾くと、後輩に告白されたりしていたんですって!

続いては、大河にまつわるこちらの秘密!
『軍師官兵衛のメインテーマのために、1ヶ月間毎日1曲、候補曲を作った!』
30日間、ほんとうに毎日。作れなさそうな時も・・・粘って粘って曲を作り続けたそうです。結局、何日目に作った曲がメインテーマになったのか・・・。実際は、その1ヶ月間のあとに作った曲だったんですって。笑 ご自身のことを「往生際が悪い!」と分析。メインテーマだから早めに作ってほしいはずなのに、ギリギリまで、粘って作るので、依頼者からみたら、イヤな作曲家かも知れません、とのこと。

裏話を聞いてみると、過去にあった無茶ぶりで、ガリレオとSPの曲を作って!と言われたんですが、その2つは同クールのドラマだったんですね。しかも、SPはめちゃめちゃ短期間で作らなければならなく、大変だったそうです。でも、今ではそれが自分の代表作になったと。ちなみにコンクールは、「MOZU」と「花咲舞が黙ってない」を担当されています。まもなくスタートですね!

そして、そんな菅野さんの生演奏が聴けるチャンスがあるんです!
 
8月10日(日)
『マロニエール・クラシック・フェスティバルコンサート Vol.2』
場所:栃木県総合文化センターメインホール
曲目:オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」序曲
   ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
   菅野祐悟 トロンボーン協奏曲「Flower」より第2楽章
   菅野祐悟ドラマ作品より
   ・ダブルフェイス 
   ・新参者
   ・ガリレオ
   ・大河ドラマ「軍師官兵衛」オリジナルメドレー

チケット発売開始日:2014年5月20日(火)10時

詳しくはコチラ!→ http://mcforchestra.web.fc2.com/
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