今日は、少女漫画から学ぶ恋愛力アップの秘密！この秘密を教えていただくのは、ライターで少女漫画研究家でいらっしゃいます、和久井香菜子さんです。

まずは、恋愛願望はあるのに、なかなか恋が始められないなぁ〜っていう女性に是非読んで頂きたい、コチラの少女漫画作品からの秘密…
『出会いが無い…と感じている女性は、「失恋ショコラティエ」を読んで、その原因を知るべし！』
「失恋ショコラティエ」は、嵐の松本潤さん主演でこの前まで月九ドラマにもなった人気作品ですが、なぜ、この作品から、出会いが無い原因を知ることができるんでしょうか。この物語は、主人公の爽太が高校時代から憧れている、モテるサエコ。そして爽太に片思いしている、モテない薫子という年上の美人が登場します。モテない薫子は、「デートの相手が年下だから、ないない」「その恋愛が遊びか本気か」など、未来の可能性はどう転ぶかわからないのに、その可能性をつぶす考えをしているんです。これが上手く行かない理由。こういった薫子のような考え方に反省する女性は多そうですね。対照的にモテるサエコは、自分からはチャンスをつぶさない、自分から振らないなど、間口を広く持つ意識をしています。「失恋ショコラティエ」は、主人公が男で、モテるサエコと、モテない薫子という対照的な２人の女性を客観的に描いている珍しい少女漫画なので、これを読めば、モテ・非モテの特徴を知ることができるそうですよ。

続いては、今、恋人がいて、この先、同棲や結婚を考えている…という人に読んで欲しい、コチラの少女漫画からの秘密！
『彼との結婚や同棲をするか悩んでいる人は、相手に「ハチミツとクローバー」１０巻を読ませてからにしよう！』
羽海野チカ先生の代表作の一つ「ハチミツとクローバー」。この１０巻を彼氏に読ませるとイイ？ずいぶんとピンポイントですが、注目すべきは「ハチミツとクローバー」の１０巻に収録された短編「空の小鳥」という作品。同棲カップルがケンカして仲直りする物語。双方働いているのに、家事をやるのは女のナオ。恋人の草林は、作ってもらったご飯を黙って食べるような男。ナオが料理の味の感想を聞くと「黙って食べてるのは美味しいってこと。マズかったらその時は言うよ」と言う。漫画の中ではその後、仲直りして事態は収拾しますが、現実ではそう簡単にはいかないでしょうね。今、付き合ってる彼がいて、同棲する前の人は、「ハチミツとクローバー」１０巻に収録された短編「空の小鳥」を彼に読ませて、どんな反応をするか？を知っておくのも１つの手。暗に「こんな男になるなよ」という忠告にもなるんですね。