今日は、「みんな大好きエビの秘密」。そもそもなぜ、日本人はエビが好きなのか？と言うと‥日本では昔から、腰が曲がっているエビは長寿を表すということで、お目出度い食べ物としてエビは人気だったんです。２０年ほど前から養殖の技術が上がり、スーパーやお弁当でも、安くて美味しいエビが、手軽に食べられるようになったので、日本のエビ消費量が増えていったというわけなんですね。

では、そんなエビを私たちは、普段どれくらい食べていると思いますか？「エビ博士」の異名を持つ、毎味水産の土井守さんに、学びましょう！
『日本人１人が、１年間で食べるエビは・・・およそ２００尾！』
日本人のエビの年間消費量から換算すると、１人平均３．５ｋｇ前後。尾数で言うとだいたい２００尾くらいなんです。甘エビくらいのサイズのエビを２日に１匹以上は食べている計算になる。エビなんて、そんなに欠かさず食べてるっけ？と思いますが、意外に気づかないところで、いろんな料理に入っているんです。サラダ、シュウマイ、チャーハン、あと、出汁にエビが使われているコトも多く、エビは主役も貼れる役者でありながら、食材を盛り上げる名脇役でもあるんです！

続いては、そんなエビの凄いパワー！ヘルシー食材として知られていますが、さらにエビにはこんな効果もあったんです！
『エビには、コレステロールを除去するすごいパワーがある！』
高タンパク低脂肪というのは皆さんよくご存知だと思うんですけど、エビに含まれる栄養素にコレストロールを除去してくれる効果があるんです！他にも、血液がサラサラになったり、美肌効果が生まれてきたり、動脈硬化、血液を下げる効果、いろんな働きがあるんですけど、一番言えるのは、ヘルシーというので締めくくれると思います。ちなみに、エビのコレストロールを除去する働きをより高めてくれる食材として、レモン、大根、ターメリックとの相性がイイんだそうです。エビフライにレモンを搾る・・・ふろふき大根の餡に桜エビが・・・エビたっぷりのシーフードカレー・・・。こんな定番の組み合わせには、美味しいだけじゃなく、こんなパワーもあったんですね！