日本時間の昨日、第86回アカデミー賞の発表がされ、作品賞は、スティーヴ・マックィーン監督の「それでも夜が明ける」に決まりました。なぜ、映画関係者は、ここまでにアカデミー賞を取りたいと思うのか。それには、こんな秘密があるんです

『映画とは、投資ビジネスである！』
たとえその映画がどんなに素晴らしくても、儲けなければ次の作品はないんです。アカデミー賞の賞金はゼロですが、そこで評価されれば、次の年からギャラがアップし、予算の大きい映画を撮らせてもらえる。アカデミーにおいて言うなら、世界のトップオブトップがお金をかけます。映画は大損することも多いですが、ただ、当たると大きい。だから映画は面白いんです。夢があるんです。キラキラではなく、ギラギラ。

続いては、アメリカのアカデミー賞の授賞式の秘密。
『アカデミー賞の授賞式には、空席をうめるエキストラがいる！』
世界中に生放送で配信される授賞式。当然、トイレに行きたくなる役者もいますね。しかしそんな時、空席があるとカッコ悪い。そこで、アカデミー賞は、ドレスを着て、空席を埋めるためのエキストラがいるんです。レッドカーぺットを歩く映像をよく見ますが、実はあの中にもエキストラが混じっているんです！しかも歩き方も役者さながら！スターの後ろを歩く、華やかな雰囲気を出せるエキストラたちなんです。人知れず、授賞式を盛り上げる努力があるんですね！