よ・み・き・か・せ

【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

  • X
  • Facebook

radiko.jpで今すぐ聴く!

オンエアレポート
2014.01.27

『ドラえもんの登場人物に学ぶ処世術!?』

今日は、国民的人気アニメ「ドラえもん」の登場人物に学ぶ、処世術の秘密!ドラえもんには、現代を生きるうえでのヒントが一杯詰まっているということなんです。続いては、乱暴者のジャイアンから学ぶこんな秘密!

『ジャイアンには、リーダーの心得を学ぶべし!』
唯我独尊、猪突猛進、失敗しても周りの迷惑をかえりみないジャイアン。しかし、これは、信念が強く、行動力があると言い換えることができるんです。現代の多くの若者が欠落している部分ですね。そんなジャイアンを、他の登場人物はみんな頼りにしています。例えば実際の生活で、人と意見が分かれて対立してしまう場面でも、自分が正しいと思った意見を押し通さないといけない。物語の中で、ジャイアンは迷惑をかけた相手に、最後、必ず「心の友よ」と感謝しています。その際、涙を流さんばかりに相手の目を見て抱きしめる。これで、部下たちはジャイアンに着いて行きたくなるんです。ジャイアンの「心の友よ」は、フェイスブックの「いいね」に相当するものなんだとか。

「心の友よ」以外にもジャイアンって、他にも有名な言葉がありますよね?それは「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」。このセリフが誕生した背景にも、ジャイアンにみんなが付いて行きたくなる、エピソードがあったんです。2011年3月25日に放送されたドラえもんアニメ「のび太のハチャメチャ入学式」でのこと。暴力的で利己的で、独占主義なジャイアンらしさの象徴として誰もが知っている「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」という、お馴染みのセリフ、ありますよね?でも、あのセリフが誕生したきっかけは、意外なものだったんです。小学校に入学したのび太がトラックの荷台にランドセルを落としてしまい、それをジャイアンが必死に追いかけ、泥だらけになりながら奪還。そこで発したセリフが「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」だったんです。

ドラえもん学研究の第一人者・横山泰行先生がお書きになった本、アスコムから発行の「のび太という生き方」「スネ夫とういう生き方」には他にもたくさんの処世術が載っているので、そちらも是非チェックしてください!
  • mixiでシェアする

新着コンテンツ