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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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オンエアレポート
2014.02.04

『フィギュアの秘密!後編?』

続いては、ライターの青嶋ひろのさんにフィギュアの美しさを演出する、大切な衣装の秘密をきいちゃいます。フィギュアスケーとの衣装、こんな人がつくっているんです。

『羽生結弦、高橋大輔の衣装は、小林幸子さんの衣装と同じ人がつくっている!』
なんと、90歳くらいのお爺さんが、一人でつくっているんです!もちろん、こういったプロに頼むのは、一流選手になってからだそうです。

それにしてもフィギュアって、お金がかかりますよね。家族の協力がとても重要みたいです。そこにもこんな秘密が!
『フィギュアスケートの選手のお母さんは皆、手先が器用である!』
実は、結構多くの選手の衣装はお母さんの手作り。羽生選手もついこの間までお母さんの手作りでした。フィギュアスケーターのお母さんはみんな起用で、漏れなく衣装を作れるんです。浅田真央選手も小さい頃はお母さんのお手製。時には高名なデザイナーにお母さんがアドバイスすることもあるそうです。デザイナーさんが付けた飾りを外しちゃうことも・・・。素材もよくて、体が動かしやすい。ズボンなんかも、ストレッチ素材でできています。衣装は、そばで見るとスパンコールがついていて、キラキラ。落ちると減点で、マイナス何点と決められているんです。

ちなみに、スケートシューズでもかなり苦労をしているようです。普通の人がたくさんやるスポーツは器具の開発が進みます。水泳もそう。でもフィギュアって、そうそうやる訳じゃないので、メーカーも限られているんです。まだまだ牛革で作られていて、どこの牛によってかで、職人が作っても違うんだそうです。ものすごく合うと思って頼んだら、合わなかったり。10足買っても、1足しか合わなかったり。ブーツの下に付いている刃も、エッジの研ぎ方や付ける場所によってもジャンプは変わってくるんだそうです。ただ滑るだけじゃなくて、ジャンプが跳べるかどうか。実はこれを1つの靴で全部やるのは至難の業。100足あって、良いのは1足くらい。良い靴に巡り合うかどうかも運。大会に合わせて合わせて履きならすんです。靴の調整が合うかどうかも運に左右されるんです。経験地で、自分に合うのを選べるんです。

シューズ選びも、実力のうち・・・という。華麗な姿には、こんな苦労、工夫が隠されているんですね。そしてそんな壁をのりこえて、獲得したソチへの切符。ぜひ、力を発揮して、素晴らしいスケーティングを見せていただきたいですね。
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