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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.01.21

『変わり種落語の秘密!2』

引き続き、鉄道落語が話題の古今亭駒次さんに、落語を楽しむための秘密を伺っています。つづいては、落語初心者におすすめの場所、教えてもらいました。

『落語を気軽に聞きたければ、神保町の落語カフェにいけ!』
神保町の古書センターの5階にある小さなカフェ。普段は普通のカフェで、落語の本や手ぬぐい、チラシなんかが置かれています。チラシを置きにくる噺家さんにも会えます。噺家さんは打ち合わせをしていたりもします。落語会も、高座が常設されていて、若手の落語会がほぼ毎日やっていて駒次さんも、てん(TEN)という会をやっています。てん(TEN)というのは、Traditional Entertainment Ningensの略。2003年に10人の同期が入りました。なかなか同い年に10人いるってこと、珍しいんだそうですよ。てん寄席は毎月3人出てやっているそうです。会場は5,60人でいっぱい。ニつ目は前座の次で、時間は15分。あまり長いのができないんですが、元気のいい若手をみるにはいいところなんですね。

また、寄席の雰囲気を味わいたいなら、新宿の末広亭がおすすめだそうです。趣のある建物で味があります。真ん中はイス席で、左右には、桟敷席もあって、お弁当やお菓子なども販売しているそうなので、ぜひ、ゆったりとくつろぎながら見て欲しいとのことでした。そんな寄席にまつわる秘密も教えていただきました。

『寄席は前売り券がない。当日券だけ。しかも、365日やっている。』
前売り券って寄席にはなくて、その場にその日行って、ふと入るものなんです。料金は2,500円くらいで、学割も使えます。そして、365日毎日やっているんです。通好みな渋い師匠たちから、元気な若手、古典落語から新作まで様々。寄席は昼の部と夜の部があって、昼の部は20人くらいが15分ずつぽんぽん出てくる感じ。マジック、漫才、かみきりや曲芸。そういう人もいっぱいいるんだとか。必ず自分の気持ちにピッタリハマる人がいるそうなので、行ってみてはいかがですか?
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