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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.01.21

『変わり種落語の秘密!1』


今日は、落語家の古今亭駒次さんに落語の秘密をお聞きします。まずは、さっそく、落語の気になる組み合わせから。こんなテーマの新作落語があるんです。

『鉄道をテーマにした、鉄道落語が注目されている!』
実際に、その鉄道落語をやられている、古今亭駒次さんに、鉄道落語ちょこっとだけ、どんなものか、実演してもらいました。
    
『車掌大変です!どうした、東横線がわが東急をだったいし、JRにねがえりました。ついにやりよったが。
大きな痛手。、東横線は沿線に人気タウンをかかえています。自由が丘、これらを一度に失ったのは・・・わが東急にとって大きな痛手です。じゃあ。われわれに残されたもので太刀打ちできないものか。われわれに残されたものといえば、五反田、かまた、戸越銀座、それじゃあ、太刀打ちできん。すぐに皆のものを集めるのじゃ!』

こういう感じ。タイトルは「東急鉄道戦国絵巻」。鉄道の路線を、戦国武将の戦みたいにして話していくんです。他にも、「車掌さん」という新幹線の車掌さんと子供の話だったり、「都電物語」という都電の運転手と女性の話など。だいたい、登場人物の職業で話を作りはじめるんだそうです。鉄道落語をやっているのは、古今亭駒次さんの他にも、 柳家小ゑんさん、桂しん吉さん、桂梅團治さんの4人。しかも、交通新聞社というJRの時刻表を出している出版社から鉄道落語の本も出しているそうです。ちなみに、鉄道がテーマといっても内容はバラバラ。駒次さんのお話は、鉄道に関係する人たちの物語が多いそうです。

見に来る人は、最初の頃は、落語好きで鉄道好きな人たちだったそうです。でも最近は、鉄道だけ好きな方も割ときてくださるんだとか。この間も、その本を見た武蔵野線の運転手さんが来たり、鉄道落語が最初の落語っていう方も多いんだとか。お子さんとか、新潟の小学生、鉄道戦国絵巻好きとか。

落語ってなにをやってもよくて、自由なんです。鉄道落語以外ですと、映画好きの立川志らくさんのシネマ落語というのもあるんだそうです。名作洋画と落語の古典が組み合わさった落語で、こちらも気になりますね。
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