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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2014.01.06

『ベートーヴェン交響曲第7の秘密!』

今月から8回にわたってお送りします新コーナー!題して「アポロン クラシックの秘密」。ちょっとだけ格調高く、それでもアポロンらしく?意外な秘密満載でクラシック音楽の秘密をお送りしていきます。新年、2014年、クラシック音楽の意外な秘密に触れてみてはいかがでしょうか。

初回の今日は、ベートーヴェンにまつわるこんな秘密から。
『「のだめ」でおなじみのベートーヴェン交響曲第7番には、ニックネームがついてない!』
上野樹里さん・玉木宏さん主演で話題になったドラマ「のだめカンタービレ」。このドラマのオープニングとして、クラシックファンにもおなじみになったベートーヴェン 交響曲第7番。(玉木さん演じる「千秋」が、はじめてSオケで演奏した曲)ベートーヴェンが生涯に作った9つの交響曲の1つです。でも、交響曲に付けられている「ニックネーム」がついていないので、日本では長らく知名度が低いままだったのです。

そのニックネームなしの「交響曲7番」の、名演奏の誉れたかい録音が、1975年から76年にかけて収録されたカルロス・クライバーの指揮によるもの。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団を率いてのこの時期の演奏で、クライバーは一糸乱れぬアンサンブルを要求するより、炎のように燃え上がる演奏を求めたと言われています。その要求も、「ここでは走るヒョウのように」とか「猿山のボスのように」という表現で伝えられます。これにはウィーンフィルの楽団員も混乱して、録音が中断されることもあったといいます。中には「クライバーなど地獄におちろ!」と悪口をいった楽団員もいたと伝えられるほどです。

明日からも、クラシックの秘密をお伝えしていきます!
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