今日のアポロンは、本とコミックの情報誌「ダ・ヴィンチ」編集長の関口晴彦さんに「2013 to 2014　気になる本の秘密」をお聞きしています。

続いて、大人の女性のあなたのための1冊を、ご紹介します。新しい扉をひらいてしまうかもしれません。
『世界30カ国の女性たちの心をわしづかみ！カナダ発のエロロマン小説「SECRET（秘密）」が日本に上陸！』
＋世界30カ国の女性たちの心をわしづかみ！エロロマン小説SECRET（秘密）」！国内でも女性が女性に向けて書く官能に注目が集まっています。物語は、生活に疲れきった35歳の未亡人キャシーが、性のファンタジーで自信を回復させ精神を解放しようとする秘密組織〈S.E.C.R.E.T.〉と出会ったことで、人生を変えていくというもの。このところ、ロマンス小説にハマる大人の女性が世界的に増えているそうです。マミーポルノっていうジャンルが確立されていて、これから日本でも女性作家による女性のための官能小説っていうものがどんどん注目されていのではないかと言われているそうです。

そして、関口編集長曰く、官能小説に求めているものは、女性と男性では異なるそうなんです。女性にとっての官能小説は、単に即ブツ的にエロさを求めているのではなくて、性的な開放を通じて、精神的にも自由になりたいという部分が、男性向けポルノとはすごく違って大きく出ているんです。女性にとって、入りやすいっていうのは、露骨な映像ではなくて、活字であるというのも大きい。やはり、忙しい日々の中でも、夜のちょっとした一人の時間に、静かに深く読み進められる「小説」というメディアっていうのが、露骨な映像とは全く違った形で、女性の心にしみるのではないでしょうか。

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