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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.12.17

『2013 to 2014 気になる本の秘密!前編』

今日は 「2013 to 2014 気になる本の秘密」を本とコミックの情報誌「ダ・ヴィンチ」編集長の関口晴彦さんに伺います。

まずは、この1年を振り返りましょう。
『2013年の出版界三大ニュースは、春樹、半沢、百田のベストセラーだ。』
今年活躍の名前がずらり。さて、どれくらいヒットしたのでしょうか??関口編集長によると、今年は小説がヒットした年!
・村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売1週間で100万部突破(4月)
・テレビドラマ「半沢直樹」&原作小説大ヒット(7月〜)原作3冊、『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』はこの1年で270万部!
・第10回本屋大賞が百田尚樹『海賊とよばれた男』に。上下巻で140万部。百田さんは他に、文庫『永遠の0』300万部、『モンスター』100万部突破。

セールスからみると、『春樹、半沢、百田』が人気でしたが、また違った角度からみると、他にこんな本が注目されたようです。
『本の目利きが選ぶ、記憶に残った今年最良の1冊は小野不由美の『ひしょの鳥・十二国記』である!』
発売中のダ・ヴィンチ1月号では、毎年恒例となる「BOOK OF THE YEAR 2013」特集にて「記憶に残った今年最良の1冊」のランキングを発表しています。小説ランキング部門では小野不由美の『丕緒(ひしょ)の鳥 十二国記』(新潮文庫)が1位を受賞しました。『丕緒の鳥』は「十二国記」シリーズ12年ぶりとなる新作。長い間刊行を待ちわびたファンも多かったのではないでしょうか。村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)を制しての堂々の1位でした。このランキングは単なる売上ランキングとは異なり、書評家、アンケート会員、全国の書店員など、“本の目利き”が実際に読んだ本の中から厳選し、投票した結果なんです。

また、あの大ヒットマンガを越えそうな、注目のコミックもあるそうですよ!
『あの人気漫画ワンピースを抜くかもしれない!?ジャンプコミック「暗殺教室」をチェックせよ!』
「暗殺教室」は、コミックス第6巻が初版100万部を突破し、次代のジャンプを盛り上げる作品となっています。生徒が先生を暗殺することがミッション、でもその先生はすごく良い先生(ただし宇宙人?)、先生を殺さないと、地球がほろびるという奇抜な設定の作品です。

続いては、大人の女性たちの心をわしづかみ!海外からやってきたある小説の秘密を伺います!
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