今日の秘密のテーマは、3日前に出場歌手が発表された「紅白歌合戦」
お越しいただいたのは、日本一の紅白マニアとして知られる放送作家、寺坂直毅さん


「紅白歌合戦」にまつわるマニアックな秘密、そして、紅白が待ち遠しくなる秘密をお届けします！

まずはこちら！
『2013年の紅白歌合戦は、北島三郎から目を離すな！』
紅白歌合戦への出場を今年で最後と報じられた北島三郎さん、今年は最後かつ、５０回目の出場ということで、「まつり」で大トリをつとめる可能性が高く、

「まつり」の演出は毎回すごいので、舞台セットなどにも注目するといいそうです！歌い終わった後のさぶちゃんがどんなパフォーマンスをするかにも注目！「山口ももえがマイクを置いて去って行く」といったような、後世に語り継がれる光景を目に出来るかも？

そもそも寺坂さんが紅白に興味を持ったのは、高２の時に、紅白の和田アキ子さんのセットを見てだそうです。「夢」の星空のセットから、十数秒の曲紹介の間に、北島三郎の「竹」の竹林のセットに一瞬で変化したイリュージョンのような光景に衝撃を受け、そこから興味を持ったんだそうです！

続いてはこちら！
『紅白が待ち遠しくなる秘密その?紅白歌合戦の曲と曲の間には、考え抜かれたストーリーがある！』
紅白はCMがないので、「一本の映画を見る感覚」で見ると、より楽しめるそうです。
毎年NHKがテーマを発表しており、そのテーマに合わせて曲順などが決められるのだそうですが、曲と曲の繋がりにストーリーが考えられていると。

例えば２００６年。この年のテーマが「家族、愛、世代を越えた歌がある」だったのですが、
和田アキ子さんが亡き母にささげる「Mother」を歌った後、秋川雅史さんが「千の風になって」を歌うという流れになっていたり、他にも「星と月」を繋げていたり、「春夏秋冬」を感じさせる曲順になっていたりと、曲順のストーリーや隠された演出を感じながら見るのも楽しみ方の一つ！

続いてはこちら！
『紅白が待ち遠しくなる秘密その?紅白歌合戦のセットは、時代に合わせてデザインされている』
曲順だけでなく、セットも毎年テーマによって決められているそうで、例えば、２０１０年第６１回のテーマが「歌でつなごう」。この時のセットは、「ドア」を使用したセットになっており、ドアで次の歌手に繋ぐということを表していたんだそうです！

また、セットの形自体も丸だったり、四角だったり、三角だったりと毎年変化するので、今年はどんな形か予想するのも楽しみ方の一つ！


寺坂さんは紅白と並んで、デパートに詳しいのですが、『胸騒ぎのデパート』という本も出版されておりますので、こちらもチェックしてみてはいかがですか？

アポロンの秘密、本日お越しいただいたのは、日本一の紅白マニアで、放送作家の寺坂直毅さんでした！

ありがとうございました！