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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.11.26

『福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」というサービスが面白い!?前編』

「いい間違い、読み間違い。書き間違い」をテーマにお送りした今日のアポロンですが、こういった覚え違いに対して、とても親切に対応されている図書館があります。それが、福井県立図書館。「本のタイトルが、思い出せない。」「友達から進められたあの本なんだっけ??」そんな方々が目的の本を見つけられるように、ウェブサイト内にあるページを作成しました。その名も「覚え違いタイトル集」まずは、実際にあった、問い合わせとその答えを再現してみます。

『すみませーん。「田んぼの中にタガメがいる」みたいなタイトルの本探してるんですけど・・・。』
このような問い合わせから、どんな本を連想しますでしょうか?

実際は、こちらの本だったようです。
『ヘミングウェイの、「誰がために鐘は鳴る」』
タガメって・・・。笑

福井県立図書館の吉川千鶴さんに詳しく聞いてみました。「覚え違いタイトル集」は、吉川さんの前任者が2006年に始められました。始めるきっかけになったのは、久世番子さんの描いた『暴れん坊本屋さん』というマンガ。これは、書店の内情がおもしろおかしく紹介されているマンガですが、その中に、タイトルがうろ覚えのお客さまに応対する書店員のエピソードがあるんです。前任者はこれを読んで、同じ様なことが図書館でもあると思い、図書館の窓口で受けた事例を集め始めたというわけなんです。現在福井県立図書館には、15名の司書さんがいるんですが、それらの職員が図書館の相談窓口で実際に受けた事例をサイトで紹介しているんです。図書館には、利用者の調べものや探し物をお手伝いするという業務があり、(レファレンスサービス)、「覚え違いタイトル集」は、そのレファレンスサービスの一環なんですって。

この覚え違いタイトル集、見てると笑顔になってしまいますが、吉川さんや周りの方が、面白いと思ったベスト3を、独断と偏見でいいので選んでいただきました!

第3位!
『旅行雑誌の「ぶるる」』⇒正しくは、『るるぶ』

第2位!
『「大木を抱きしめて」』⇒正しくは、『敗北を抱きしめて』

第1位!
『とことこ公太郎』⇒正しくは、『とっとこハム太郎』

どれもこれも、ちょっと気持ちが分かる!?吉川さんには引き続き、爆笑覚え違いタイトルを教えてもらいます!
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