今日の秘密は、古本の蒐集家で「日本一ブックオフに通う男」として知られるとみさわ昭仁（あきひと）さんに古本とブックオフにまつわるお話を伺いました！

まずはこちらの秘密！


『自宅に「山止（やまどめ）たつひこ」と「成合雄彦（なりあいたけひこ）」という作者のマンガが眠っていたら、それはお宝の可能性大である！』
実は「山止たつひこ」とは、こち亀の作者、「秋本治」のペンネーム。「ガキでか」の作者、山上たつひこに憧れて「山止たつひこ」のペンネームで活動していた時期があり、６巻までその名で活動していたのですが、その後人気が出て、まずいと思ったのか「秋本治」になったそうです。「山止たつひこ」版のこち亀は貴重なので少しお金になるかも？

一方、「成合雄彦（なりあいたけひこ）」さんは、「スラムダンク」や「バガボンド」で有名な作者、「井上雄彦」さんの最初のペンネーム。

「スラムダンク」の前に「カメレオンジェイル」という作品を「成合雄彦」の名前で出しており、こちらも貴重。ブックオフで105円で売っているのを見たらすぐ買いましょう！こちらは、すぐに売りに行くというよりも、今後井上雄彦がもっと有名になったら中々良い値段がつくはずなので、所持しておいても良いかも？

ちなみに、「日本一ブックオフに通う男」として知られているそうですが、どれ位ブックオフに行っているというと、今まで、３７８店舗に行っているんです！（公式サイトによると今年３月３１日現在で904店舗）近いところだと、２日に１回は行き、月に一度、「ブックオフツアー」なるものをやっていて、地方のブックオフを回る旅をしているのだそうです！