カリブのケイマン諸島に、ある海の生物ととっても仲良しになれちゃうビーチがあるんです。

『ケイマン諸島のビーチでは　エイをハグしてキスできる！？』
こちら、教えていただくのは、オールアバウトビーチガイド、海外渡航暦200回以上のビーチライター、古関千恵子さんです。こんにちは。さっそくですが、ケイマン諸島でエイとはぐしてキスできるということなんですが・・・どんな場所なんでしょうか。

ケイマン諸島の中心となるグランドケイマン島の西側に位置するセブン・マイル・ビーチは、その名の通り、海岸が７マイル(１１キロ強)続く海岸。ここのビーチは白砂の海岸で、海水浴を楽しむ人が多い場所です。船で沖まで出てると、辺りは見事なエメラルドブルー。周囲を珊瑚礁で囲まれたケイマンには、100以上のダイビングスポットがあるんですが、その中の一つ、スティングレイ・シティ。"スティングレイ"とは”エイ”のことで、その名の通り、エイ天国。人間がやる餌を求めてエイがウヨウヨ。エイに餌付けしたり、抱きかかえたり、キスすることもできるんです。エイたちは本当に人慣れしていて、人間と見るやグングン近づいてくるので、最初は結構ビビってしまうんだとか。

エイは餌のイカの切り身に夢中になっているので、ダイバーの頭の上から足元から、イカを持った手をめがけて飛び付いてきます。動きは思ったよりも素早く、どこからともなく現れて、イカをみたら、エイまっしぐら！っていう感じだそうです。多い時には40匹くらいまで集まるそう。古関さんの時は20匹くらいに囲まれたそうです。エイは上から下から、イカをおねだりしてきます。魚というよりも、犬という感じなんですって。エイの感触は、表面はザラザラ、裏側はツルツル。お腹はマシュマロみたいな感触でふわふわ。尻尾に毒針もあるんですが、人間を刺すことはまずないそうです。エイも普段は大人しく、威嚇したり、誤って踏む様なことさえなければ、刺すことはないんです。エサのイカを手のひらに乗せて差し出すと、口を近づけてきて、スポっと吸い込んでもぐもぐ。ちなみに現地では、「エイとキスすると、グッドラックが7年つづく。」と言われているんです。

11月７日からグランドケイマンではパイレーツウィークが始まります。街中、海賊のコスチュームをした人で溢れるそうです。カリブ海で名を馳せた海賊の「黒ひげティーチ」の古城があって、ケイマニアンの中には自分が末裔だと信じている人が多いようです。

古関さんも記事を書かれてる、「World Beach Guide」には、他にも世界中のビーチの情報が沢山！こちらからどうぞ！↓ http://www.world-beach-guide.com/