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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.10.30

『失恋した時は、一穂ミチさんのボーイズラブ小説を読むべし!』

今日は、昨年の本屋大賞「舟を編む」の人気小説家、三浦しをんさんに、シチュエーション別に、読むと役立つ本の秘密を教えて頂きました!

まずは、失恋して落ち込んでいるという方にこんな秘密!

『失恋した時は、一穂ミチさんのボーイズラブ小説を読むべし!』
BL(ボーイズラブ)がおすすめ。男性同士の恋愛。
女性が付き合って失恋した相手が男性だったとしたら、失恋した現実の自分のまったく関係のない世界で楽しめるのでよいかと思います。

例えば、一歩未ミチさんの小説は心情描写が繊細で展開も丁寧なので思い入れて読むことが出来るのでいい恋愛小説。それを読んでまた次の恋へ行けます。


続いては…仕事で悩んでいるという方に向けて、こんな秘密!

 『仕事がうまくいかなくて落ち込んだ時は、島耕作を読むべし!』
島耕作は、常に仕事がうまく行っている。その姿を見て更にどん底に落ちる。
島耕作にあこがれて意欲を掻き立てられる漫画。特に課長編が好き。何編であろうと必ず、え?と言う展開が入る。社長編でも、あれ?という展開や時事ネタなどが出てきて読みどころ満載です。今会長編で、経済団体は何をしているのかなど、島耕の社会科見学も見どころ。


続いては、聞くと本屋に走りたくなるこんな秘密
『人気小説家・三浦しをんが思わず嫉妬した作品は、奥泉光(おくいずみひかる)さんの桑潟幸一シリーズ』
奥泉光さんの小説は大好き。でも読む度嫉妬。どうしたらこんな小説思いつけるのかと毎回思う。笑ってストレス発散したい時は桑潟幸一シリーズがおすすめ。大学の准教授が主人公の話。こんな小説かけたらいいなと思いますけど…書けないです
と、三浦さん。

新刊「まほろ駅前狂騒曲」が発売されたばかりの人気小説家・三浦しをんさんでした!ありがとうございました!
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