今日のアポロンは、人気放送作家で、2作目の小説「失敗屋ファーザー」を出したばかりの樋口卓治さんと「誰にでもきっとかける小説の秘密」をお送りします。「小説を書きたい」と思っても、なかなか筆がすすまない。そんな時は、この秘密を思い出してください！

『書けなくなったら、自分にクイズを出せ！』
大体、書く枚数と起承転結をつける、ってのは頭にあるけど、樋口さんでもペンが止まっちゃうことがあるんだそうです。そんな時に、例えば、今回の主人公のお父さんは、娘と面と向かうと思ったことを言えなくなっちゃうお父さんなんだそうです。でも、「どっかのタイミングで日頃思ってることとかをぶちまけたいな〜」って思ったんだそうです。そんな時に、自分にクイズ。「Q.このお父さんはどんなシーンだったら娘に文句を言えるでしょうか？」それの答えを考えて、出た答えが「A.娘がトイレに閉じこもってる時に、「ちょっと早く出てよ〜！！！」って怒りながらだったらぶちまけられる！」という答えが出たんだそうです。確かに、ちょっと分かるかも。笑

さらに面白くしたい！「誰にでもきっとかける小説の秘密」つづいては、こちら。
『とにかく、伏線を張りまくれ！』
よくドラマとかである、「伏線を回収する」。あれをしたかったら、序盤で、とにかくデタラメに伏線を張るんだそうです。回収の仕方は後回し。そのまま書きながら、「あっ、あの伏線はこういう風に回収しよう」って思った時に、それを書く。そうすると、「伏線の回収」になるんだそうです。

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