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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.10.29

『アムステルダムやパリの空港には、美術館がある!』

飛行機で、海外旅行へ。直行便でなく、乗り継ぎですと、面倒くさい!って思いますよね。でも思わず、トランジットしたくなる空港があるんです!
『アムステルダムやパリの空港には、美術館がある!』
オランダのアムステルダムにあるスキポール空港は、「ヨーロッパの空の玄関口」!多数の便が乗り入れ、乗り継ぎ利用者も多く、ハブ空港として知られています。年間利用者数は、5万人以上といわれていて、ここから、その日のうちにおよそ60のヨーロッパの都市へアクセスすることができるんです。そのため空港に長時間滞在する人も大勢います。そんな方々が楽しめるよう、スキポール空港にはいろんな施設があるのですが、そのうちのひとつが、美術館!実はこちら、世界ではじめて、空港内に美術館を導入したんだそうです。1階が、アムステルダム国立美術館のミュージアムショップになっていて、ハイセンスなグッズが揃います。このミュージアムショップ横の階段を登ったところが、美術館。大き目の画廊といった、ワンフロアのスペースなのですが、展示されている作品は、どれも素晴らしい第一級のものばかり。何しろこちら、正真正銘の、アムステルダム国立美術館の分館なんです。展示される作品は定期的に入れ替えられます。

そして・・・今では美術館のある空港、増えているようです。今年になって、フランス最大の空港、シャルル・ド・ゴール国際空港でも、エスパス・ミュゼと呼ばれる美術館エリアが誕生しています。こちらはヨーロッパトップクラスのハブ空港にむけて、改修工事を行い、施設やサービスの充実をはかってきましたが、美術館はその目玉のひとつにもなってます。無料で入場することができ、毎日第一便から最終便まで開館しています。旅行者のために、テーマを設けた展示会が毎年2回開催されるということで、オープンから半年の初回展示には、ロダンの有名な彫刻「考える人」が登場しました、ロダン展に続き、現在は20世紀のフランスのビジュアルアーティストジャン・デュビュッフェの展示会が来年1月6日まで開催予定。絵画や巨大彫刻など21作品が展示されています。

旅人に、空港で、自分の国のアートを楽しんでもらう。ヨーロッパ流のすてきな、お・も・て・な・し!ですね。
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