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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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オンエアレポート
2013.09.02

『プロの話し方の秘密!前編』

ここからは、『プロの話し方の秘密』を学んでいきましょう!この秘密を教えていただくのは元テレビ朝日アナウンサー・徳永有美さんです!

例えば、仕事で取引先の予算を聞いて来なければいけない時や知り合いに貸していたモノを、いつ返してくれるのか聞きたい時など。こんな、相手に聞きづらい質問をしなければいけない時に役立つ話し方の秘密がコチラ!
『質問しづらいコトを聞く時は…ワンステップ、別の質問をしてから聞くとちゃんと答えてもらえる!』
徳永さんがインタビューをする時、未だに難しいと感じるシチュエーションって、やっぱりあるそうです。相手が「話したくないだろうなぁ」と想像してしまい、気を遣いすぎたり、先回りしすぎて、導きたい言葉を誘導してしまいがち。そして相手は必ずこちらのその気持ちを見抜いている!こちらであの手この手を考えずに一度リセット。そして、聞きづらい(最も聞きたい)質問へ行くための、ワンステップになる質問。相手も「おっきたな」と心構えに入る。その瞬間を狙って単刀直入にGO!この方法は、徳永さんが水泳の北島選手にインタビューした時にも使ったんだとか!ワンステップになる質問は、時系列に沿ったものが割とうまくいくそうですよ!

続いては、こんなシチュエーション。仕事で、同僚や上司に自分のプランや考えを聞いて欲しい時、あるいは、恋人と自分たちの将来について話す時。自分が言いたいことがありすぎて、つい一方的に話をしてしまいがちですでも、これだと聞いている方はウンザリ。真剣に話を聞いてもらえません。相手に自分の話をしっかり聞いて欲しい時に役立つ、話し方の秘密がコチラ!
『相手に自分の話をちゃんと聞いて欲しい時は…相手の話を聞くスタンスで会話を進めると上手くいく!』
始めから自分の話しを展開するのではなく、相手の話しを聞くスタンスでいることが大事!相手のその時持っている雰囲気を見て、大まかな質問から始めて、何となく様子を掴みつつ、相手の言葉から話しを広げていくんです。自分の話しは、相手の言葉、リズムを見て、話していく。

でも、実はそれだけじゃまだダメなんです!段々、自分の話しがメインになってきた場合は、相手にも問いかけたりして、一緒に考え、感じてもらうようにする。そのためには、状況をより細かく説明したり、その時の感情などを共感してもらったり。自分がその話しをすることによって、相手がどんな風に感じたか、を大切にして、また相手の言葉を拾い、そこから展開していく。そうしていくと、自分と相手ならではの話しの広がり方になり、「今日、お互い話せてよかった」という気持ちになれるはずです!

この方法は、徳永センセイがテレビ朝日のアナウンサーの頃から使っていた方法で、インタビューする時は、基本的に相手から話しを聞くという大前提があるから、これは人と話をする時の鉄則と言えるかもしれないですね!
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