よ・み・き・か・せ

【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

  • X
  • Facebook

radiko.jpで今すぐ聴く!

オンエアレポート
2013.08.14

『お化け屋敷の怖さの秘密は、入口の前のスピーカーと無数の扉にあり!』

引き続き、お化け屋敷プロデューサーの五味 弘文さんに、お化け屋敷の秘密を教えて頂きます!お客さんを怖がらせるために行なっているという演出方法をこっそり伺います!!


『お化け屋敷の怖さの秘密は、入口の前のスピーカーと無数の扉にあり!』
この2つは、自身がプロデュースするお化け屋敷で毎回使う手法だそうで、『入り口の前にスピーカーを置き』、中の悲鳴を聞けるようにする。そうすることで、待っている人が不安になったり、期待が高まったりする効果があるんだそうです!

また、お化け屋敷の中に「扉を増やす」ことによって、恐怖度がアップ!
お客さんが自分で何かをしなくてはならないということは、それだけで十分に怖い!ですが、人は同じ空間にいると怖さに慣れてしまうので、空間を変えることで怖さを更新していくそうです!扉を何回も開くと、人は不安になる。そういった意味でも扉は有効な手段なんですって!



そして、五味さんは今、東京ドームシティアトラクションズで開催中のお化け屋敷、「呪い歯〜密十号の家」をプロデュースされているそうです!
こちらは、どんなお化け屋敷なのかというと、、、

五味さんが書いた「憑き歯〜密七号の家」という小説がもとになっています。
このストーリーは、明治時代に殺されたミツという女性がいて、ミツの怨念に取り憑かれた者は、前歯の裏に一本の黒い歯が生えてくる。この黒い歯の生えてきた者は人格が変わり凶暴になり、やがて人々を殺戮し始める。そんなミツの呪いに取り憑かれた者は、番号をつけられて「密二号」「密三号」と呼ばれるようになった… というもの。

お化け屋敷「呪い歯〜密十号の家」では、絵美子という女性がミツの呪いに取り憑かれている。彼女は子供を産むが、その子に歯が生えてこない。

そんな折、夫が歯の生えてくる願掛け人形を持って帰ってくる。そこに乳歯を入れれば丈夫な歯が生えてくるというもの。ところが、子供には乳歯も生えていない。そこで、絵美子は自分の歯を抜いてその人形に願をかける事にした。

ある時、事件が起き、子供が人形の中に入っていた歯を呑み込んでしまう。その歯の中に一本の黒い歯が入っていた。呑み込んだ子供はやがて死んでしまうが、その直前に絵美子に噛みつく。噛みつかれた絵美子はミツの呪いに取り憑かれ、人格が変わって夫や姑を殺してしまう。

お化け屋敷の中には、絵美子の死体があり、お客さんは、女性の口の中に手を入れて、その黒い歯を抜いてこなくてはなりません。それがお客様のミッション!


このお化け屋敷は絶叫編と超絶叫編に分かれていて、昼間のファミリー向けの時間は絶叫編、夜は大人に向けて超絶叫編となっています!館内の作り込みや演出の密度が、今まで以上に濃密で息もつかせません!!

この夏、一気にさむ〜くなるこのお化け屋敷、今すぐ行くべし!

お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さん、ありがとうございました!
  • mixiでシェアする

新着コンテンツ