さっそく参りましょう！
『アサイーの次に来るスーパーフルーツは、コーヒーチェリー！』
奇跡の果実と呼ばれて、この夏、日本で人気に火がついているのが、ブラジル原産のスーパーフルーツ・アサイー。今年はついに、コンビニやスーパーでも様々な種類のアサイードリンクが買えるようになっています。抗酸化力やビタミンＣがとくに秀でているアサイーですが、今、そのアサイーに次いでハワイで話題を集めているスーパーフルーツが「コーヒーチェリー」です。コーヒーチェリーとは、まさにあのコーヒーの実の部分。私達が普段飲んでいるコーヒーは、コーヒーの種の部分を乾燥させて、焙煎したもので、その実は、真っ赤。この赤く熟したコーヒーの実は、コーヒーチェリーと呼ばれています。

このコーヒーチェリー、抗酸化パワーがアサイーのなんと１５倍ともいわれるスーパーフルーツなんです。また、カフェインが含まれているので、コーヒー同様、目をシャキッと覚ます力も期待されていて、ハワイでは早起きのサーファー達のために、サーファーが多く住んでいる街ハレイワのファーマーズマーケットでは、乾燥させたコーヒーの実やハーブをブレンドした「サーフアップ」というハーブティが売られています。
　　　
また、ハワイのスーパーでは、１００％ハワイ島・コナ産のコーヒーチェリーを使った「コナレッド」というフルーツジュースが人気を集めています。コーヒーチェリーのジュースは、他のフルーツとブレンドされて、ちょっと甘酸っぱいトロピカルフルーツジュースの味。

赤く熟したコーヒーチェリー自体は、長持ちしないため一般的にフレッシュフルーツとして販売されることが難しいのですが、現在日本では、そのコーヒーチェリーの抗酸化力に注目したコナコーヒーチェリーの抽出エキスを使った美容クリームがデビューしています。まだ、ハワイのコーヒーチェリーを味わうことは出来ませんが、日本でもこのコーヒーチェリーのパワーを頂ける日も、きっと近いと思います。

ハワイのコーヒー栽培で、これまで廃棄されていた一年で4000万トン以上のコーヒーフルーツを有効活用できるということで、サステイナビリティ（持続可能な開発）の点でも、もっと色々な商品がこれから登場するのではと期待されています！