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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.08.12

『今夜、最高の条件が!ペルセウス座流星群の秘密!』

空を見上げて…宇宙におもいをはせて…。ここからは、ペルセウス座流星群の秘密を学びましょう!今回、国立天文台・広報の小野智子さんにペルセウス座流星群について教えていただきました!

小野さんによると、ペルセウス座流星群は「夏の夜空を彩る星の花火」というほど鮮やかに咲いて、鮮やかに散る花火みたいな流星群。速くて明るくて鮮やかな流星が多のも特徴なんです。そして今年のペルセウス座流星群の観測は、世界的に見ても日本が最も好条件!東京では今夜、22時前には月が沈むので、夜空は真っ暗になります。他の明かりがない分、流れ星を見やすく、ここ数年間で最高の条件なんです!

そんなペルセウス座流星群を観察する時に役立つ秘密がこちら!
『ペルセウス座流星群を見る時は赤色セロハンを貼った懐中電灯を持って行こう!!』
観測に適しているのは、街灯や看板がない、なるべく暗い場所です。暗い場所に行った時は、懐中電灯が必要ですよね?ここで、登場するのが、赤色セロハンを貼った懐中電灯!明るいところから暗いところに行くと、しばらく暗闇に目がなれず、何も見えないことありますよね?電気を消すと、段々周りが見えてくるアレです。やがて眼が暗さに慣れてきて、まわりのようすが良く見えるようになります。星空を観察している時も同じで、眼が暗さに慣れているときに、明るい照明を使ったりすると、眼が一瞬で、明るさに慣れてしまいます。そうすると、流星群がパラパラ流れる絶好のチャンスで目が暗闇に慣れてなくて、見逃してしまうことがあります。ですが!赤い光の中では、眼が明るさに慣れにくい性質があるので、流れ星を見る時は、赤色セロハンを貼った懐中電灯が向いているんです!他にも、観測には、虫除けスプレーや寝転ぶためのレジャーシート、明け方は肌寒くなりますので、長袖の上着を1枚持っていくのがオススメです!

そもそも、流星群は、空のある一点から流れ星が四方八方に飛ぶように見える現象。この流れ星が飛んでくる中心を放射点と言うんですが、東京は、夜11時頃にペルセウス座流星群の放射点が昇ってきます。そして、最もたくさん見られるのは、空高く放射点が昇る明け方の頃3時頃!一番流れ星を見やすいのは真夜中から、明け方の3時にピークを迎えるんです。流星群の観測に慣れていない人でもペルセウス座流星群の場合だと1時間で20個くらいは見ることができるそうですよ!

これを逃すと数年間は巡り会えない最高の条件・・・。
いつ見るの?今夜でしょ!
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